質問:どうすれば
スピーキング・プレゼンが
うまくできるようになる?
英語のスピーキングやプレゼンでは
「自分の英語が合っているかどうか」
が気になったり、
「次に話す内容や文法」考えてしまい
スムーズに話せないので、
いつも本番で話す言葉を覚えて何度も練習をしますが、本番ではうまくいきません。
スピーキングやプレゼンでスムーズに話す
にはどうすればいいですか?
回答:うまく話せない原因と
うまく話せるようになる考え方
「英語 = 勉強」「正しい英語」
英語を勉強すればする程、英語を話している
途中で
「あ、今、間違った!」
と自分の英語の間違いに気づくようになります
すると、話す度に「間違い」に気づくことが
次第に増え、
どんどん自信が失われていきます
日本では「英語 = 勉強」になっているので
私たち日本人には「正しい英語」に対する意識が
非常に強くあります
もちろん、誰しもが
「正しく話せるようになりたい」と思うのは当たり前です。
ただ、その意識が強すぎるとそれは
正しい英語でなければならない
という「囚われ」になります。すると、
正しい英語ではない
→ ダメ
→ 恥ずかしい
⬇︎
1つの正解以外の英語を否定
⬇︎
英語完璧主義
になってしまい、
「正しい英語」を目指せば目指すほど
自信がなくなり話せなくなってしまう
しかし、それは非常にもったいないことです。
ところで、このようなことがよくあります。
中国・韓国など、
英語が母国語ではない国の人々が
「英語の間違い」など気にせず
どんどん積極的に「自分の意見・主張」を
英語で伝えていく
結果、ビジネスがどんどん進んでいく
一方、
日本人は何十年英語を勉強しても
「英語の間違い」が気になってしまい
「自分の意見・主張」が
全く伝えられない
結果、ビジネスが進まない
先ほどもお話したように、誰もが「正しい英語」を身につけたい。しかし大切なことは、
「正しい英語」
は現場でどんどん英語を使い、磨かれ
結果的に身につけられればいい
最初から
身につけようとすると
気になり、自信がなくなり
現場で英語が使えなくなってしまいます
「言葉のそもそも」
「正しい英語への囚われ」「英語完璧主義」が強くなると忘れ去られがちなことがもう一つあります。
そもそも言葉とは何でしょうか?
私たちは何のために
言葉を話すのでしょうか?
それはもちろん
伝える・伝わる
ということなのではないでしょうか
しかし
「正しい英語」に囚われると
「正しい英語探し」で頭がいっぱいに
なります。
考えるときは人は大体、
目線が斜め上・下になります
すると
これでは伝わるものも伝わりません
大切なのは
ではなく
「何度も練習をして英語のスピーキングやプレゼンにトライする」ということは
既に英語の基礎力はあるはずです。
思うように話せない場合「英語の技術的な面」
より「英語に対する考え方」を変えるだけでも
スピーキングやプレゼンはスムーズになります。
まとめ
● 「正しい英語」に対する囚われが
強すぎると「英語完璧主義」になり
話せなくなってしまう
● 「正しい英語」は「最初から目指す」
のではなく「結果的に」身につけられれば
いい
● 「正しい・完璧な英語」より
「伝える・伝わる英語」を大切にする