ネイティブっぽく英語を話そう!「迷惑」のいろいろな表現!

日本語の「迷惑」はとても便利な言葉ですが、英語では状況によって使い分けが必要です。
人に負担をかける迷惑、困らせる迷惑、トラブルを起こす迷惑など、ニュアンスに応じて表現を選びましょう!


1️⃣ trouble – 一般的な「迷惑・困らせる」

トラブルや面倒を起こす意味で、最もよく使われる表現。

👉 Sorry for the trouble.
(ご迷惑をおかけしてすみません。)

👉 I don’t want to cause you any trouble.
(あなたに迷惑をかけたくない。)


2️⃣ bother – 手間をかけさせる迷惑

相手に手間・時間・労力を取らせる「迷惑」。カジュアルな場面でよく使う。

👉 Sorry to bother you, but could you help me?
(お手数ですが、ちょっと助けてもらえますか?)

👉 Don’t bother him when he’s working.
(彼が仕事中に迷惑をかけないで。)


3️⃣ nuisance – 厄介な存在・迷惑なもの

人や物が「厄介」「うるさい」と感じる迷惑。やや堅め。

👉 The mosquitoes are such a nuisance in summer.
(夏は蚊が本当に迷惑だ。)

👉 He can be a nuisance sometimes.
(彼は時々迷惑な存在になる。)


4️⃣ inconvenience – 不便・迷惑(フォーマル)

相手に不便を与えてしまうときに使う丁寧な表現。ビジネスでよく登場。

👉 Sorry for the inconvenience.
(ご不便・ご迷惑をおかけして申し訳ありません。)

👉 We apologize for any inconvenience caused.
(ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。)


5️⃣ annoyance – イライラさせる迷惑

小さなことで相手を不快にさせる「迷惑」。

👉 The noise outside is an annoyance.
(外の騒音は迷惑だ。)

👉 His constant texting became an annoyance.
(彼のひっきりなしのメッセージは迷惑になった。)


6️⃣ disturbance – 邪魔・妨害としての迷惑

静けさを壊す、妨害するというニュアンス。

👉 Sorry for the disturbance.
(お騒がせしてすみません。)

👉 The loud party caused a disturbance in the neighborhood.
(そのうるさいパーティーが近所に迷惑をかけた。)


✅ まとめ:「迷惑」は英語でこう使い分けよう!

日本語の「迷惑」英語表現例文例
一般的な迷惑・困らせるtroubleSorry for the trouble.
手間・時間をかけさせるbotherSorry to bother you.
厄介な存在nuisanceMosquitoes are a nuisance.
不便・ご迷惑(丁寧)inconvenienceSorry for the inconvenience.
不快にさせる迷惑annoyanceThe noise is an annoyance.
騒がせる・妨害する迷惑disturbanceSorry for the disturbance.

✨ 最後にひとこと:
日本語の「迷惑」は一言で済みますが、英語では trouble / bother / inconvenience を中心に、場面に応じてより細かく使い分けます。
特にビジネスでは inconvenience、カジュアルなら bother が一般的です!

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