OUTLINE
コロケーションとは
傘をさす・風邪を引いた
という表現は
傘を「開く」のに「さす」
風邪に「なった」のに「引いた」
という方が自然です。
このように自然な表現になる特有の単語の組み合わせをコロケーションと言います。
英語にもコロケーションがあります。
是非、英語のコロケーションの理解を深め、より自然な英会話を可能にしていきましょう。
コロケーション「get + 名詞」の意味
「get」を使った「動詞+名詞」の形のコロケーションは、主に「何かを得る」「何かの状態になる」「何かを達成する」といった意味で使われます。「get」は具体的にも抽象的にも幅広い文脈で使われるのが特徴です。以下に、どんな時に「get」が使われるか、例と共に説明します。
コロケーション「get+ 名詞」の意味(カテゴリー別)
1. 何かを「得る」場合
- get a message
- get a call
- get a job
- get a present
- get money
- get a chance
- get a ticket
- get permission
- get an award
2. 何かの「状態になる」場合
- get dark
- get involved
- get lost
- get into trouble
- get fired
- get a shock
- get confused
- get angry
- get upset
- get tired
- get out of breath
- get drunk
- get wet
- get a cold
- get sick
- get better
- get old
3. 何かを「理解する・わかる」場合
4. 移動や行動を表す場合
5. 何かを「達成する、進展させる」場合
- get started
- get through
- get things done
- get approval
- get a degree
- get ready
- get a promotion
- get married
- get pregnant
6. 他者に何かを「させる」場合
「get」は、非常に柔軟で幅広い意味を持つ動詞です。物理的に何かを得るだけでなく、状態の変化、理解、移動、達成、他者への働きかけなど、さまざまな文脈で使われます。特に、何かを手に入れる・達成することや、状態や状況が変化する際に非常によく使われるコロケーションが多いです。