日本語の「嘘(をつく)」は、軽い冗談から悪質な詐欺まで幅広いですよね。
英語でも lie / fib / make up / bluff / cheat など、状況に応じて言い分けが必要です。
今回は、「嘘」に関する代表的な表現をまとめてご紹介します!
1️⃣ lie – 嘘をつく(もっとも基本的)
最も一般的な「嘘をつく」。悪意のある嘘から日常の小さな嘘まで使えます。
👉 He lied to me about his age.
(彼は年齢について私に嘘をついた。)
👉 Don’t lie!
(嘘をつくな!)
👉 That’s a lie!
(それは嘘だ!)
2️⃣ fib – 軽い嘘(子どもや冗談っぽい)
小さなごまかしや軽い嘘。子どもによく使う言葉。
👉 She told a little fib about finishing her homework.
(彼女は宿題を終えたと嘘をついた。)
👉 It’s just a harmless fib.
(ただの無害な嘘だよ。)
3️⃣ make up – でっちあげる・作り話をする
実際にはない話を「作り上げて嘘をつく」というニュアンス。
👉 He made up a story about why he was late.
(彼は遅刻の理由を作り話した。)
👉 Don’t make things up!
(でっちあげるな!)
4️⃣ bluff – 虚勢を張る・ハッタリをかける
ポーカーの「ブラフ」から来ており、「強そうに見せかける」嘘。
👉 He was just bluffing about knowing the answer.
(彼は答えを知っているふりをしていただけだ。)
👉 Are you bluffing?
(ハッタリかけてるの?)
5️⃣ deceive – 欺く(フォーマル)
意図的に真実を隠してだます、フォーマルで堅い表現。
👉 She tried to deceive her boss.
(彼女は上司をだまそうとした。)
👉 Appearances can deceive.
(見た目は人を欺くことがある。)
6️⃣ cheat – 不正をして嘘をつく
試験やゲーム、恋愛などで「ズルをする」「浮気する」といった意味。
👉 He cheated on the exam.
(彼は試験で不正をした。)
👉 She found out he was cheating on her.
(彼女は彼が浮気しているのを知った。)
7️⃣ be dishonest – 不誠実で嘘をつく
やや婉曲で「誠実でない」=嘘をつく、という表現。ビジネスやフォーマルな場面でも。
👉 Don’t be dishonest with me.
(私に嘘をつかないで。)
👉 He was dishonest about his past.
(彼は過去について嘘をついた。)
8️⃣ 会話でよく使う!「嘘」にまつわる一言フレーズ
- 嘘つき! → You liar! / Liar!
- 嘘をつくな! → Don’t lie!
- 嘘でしょ!? → No way! / You’re kidding! / That’s a lie!
👉 You’re such a liar!
(お前ほんと嘘つきだな!)
👉 No way! That can’t be true!
(嘘でしょ!?そんなのありえない!)
✅ まとめ:「嘘(をつく)」は英語でこう使い分けよう!
日本語の「嘘」 | 英語表現 | 例文例 |
---|---|---|
一般的な嘘 | lie | He lied to me about his age. |
軽い嘘・冗談 | fib | She told a little fib. |
作り話をする | make up | He made up a story. |
ハッタリをかける | bluff | He was bluffing. |
欺く(フォーマル) | deceive | She tried to deceive her boss. |
不正や浮気で嘘をつく | cheat | He cheated on the exam. |
不誠実に嘘をつく | be dishonest | Don’t be dishonest with me. |
嘘つき! | (You) liar! | You’re such a liar! |
嘘をつくな! | Don’t lie! | Don’t lie to me! |
嘘でしょ!? | No way! / You’re kidding! | No way! That can’t be true! |
✨ ポイント:
日本語の「嘘!」は感情によって「嘘つき!」「嘘でしょ!?」「嘘をつくな!」と細かく分けられます。
英語では liar / don’t lie / no way / you’re kidding などをうまく使い分けるのがコツです。