日本語の「冗談」はとても幅広い意味を持ちます。
軽い笑いを誘うものから、皮肉っぽいもの、さらには社会や政治を風刺するようなものまで。
英語では文脈によって joke / kidding / sarcasm / satire などを使い分けます。
1️⃣ joke – 一般的な「冗談」
もっとも基本的で幅広く使える表現。笑わせるための軽い話やネタ。
👉 That was a funny joke.
(面白い冗談だったね。)
👉 I was just joking.
(冗談言っただけだよ。)
2️⃣ kidding – 軽くからかう冗談
くだけた場面で「冗談だよ」「からかってるだけ」という時に。
👉 I’m just kidding!
(冗談だよ!)
👉 Are you kidding me?
(冗談でしょ?)
3️⃣ prank – いたずら・ドッキリ的な冗談
人を驚かせたり笑わせたりする「いたずら」としての冗談。
👉 They played a prank on their teacher.
(彼らは先生にいたずらをした。)
👉 It was just a harmless prank.
(ただの無害ないたずらだよ。)
4️⃣ banter – 気軽な冗談のやり取り
友達同士での軽口・冗談の言い合い。
👉 We enjoyed some friendly banter.
(気の置けない冗談を言い合って楽しんだ。)
5️⃣ sarcasm – 皮肉っぽい冗談
笑いを交えながら、相手をちょっとチクリと刺すニュアンス。
👉 Thanks for your help, he said with sarcasm.
(「手伝ってくれてありがとう」と彼は皮肉を込めて言った。)
👉 Don’t take his sarcasm seriously.
(彼の皮肉を本気にしないで。)
6️⃣ satire – 社会や政治を風刺する冗談
単なる笑いではなく、社会的な批判を込めた「風刺」。
小説・劇・コメディ番組などでよく使われます。
👉 The play is a satire on modern society.
(その劇は現代社会を風刺している。)
👉 His satire was both sharp and funny.
(彼の風刺は鋭くて面白かった。)
✅ まとめ:「冗談」は英語でこう使い分けよう!
日本語の「冗談」 | 英語表現 | 例文例 |
---|---|---|
一般的な冗談 | joke | That was a funny joke. |
軽いからかい | kidding | I’m just kidding! |
いたずら的な冗談 | prank | It was just a harmless prank. |
軽口のやり取り | banter | We enjoyed some friendly banter. |
皮肉っぽい冗談 | sarcasm | Don’t take his sarcasm seriously. |
社会的・風刺的な冗談 | satire | The play is a satire on politics. |
✨ 最後にひとこと:
日本語の「冗談」は広い意味を持ちますが、英語では 軽いジョークなのか、皮肉なのか、風刺なのか を分けて表現すると、会話がぐっと自然になります!