● 英語の「読み・書き」は
できるのに
「話す・聴く」はできない
● 相手の英語が聴き取れない
● 訳さなければ話せない・
聴けない
それは
英語 = 勉強
になっているからです
英語 = 勉強
になっていると
勉強の英語・試験の英語
は伸びても
会話の英語
はできるようにはなりません
英語が話せない原因
日本では一般的に学校の授業で英語を「勉強」として習い始めます。
ところが、最初に付いた印象は絶対的。一度「英語 = 勉強」という認識が定着してしまうと、
十数年・数十年後に「英会話」を身につけようと思い立っても
英会話力は
勉強時間
暗記量
練習量
点数に
比例する!
と考え
だから
英会話が
できるように
なるためには
もっと勉強を
頑張らなければ!
という考えになってしまいます。
しかし、残念なことに「英語 = 勉強」のアプローチでは
「試験」はできるようになったとしても「会話」はほとんどできるようにはなりません。
方向・到達点が違うからです。
「読み・書き中心の英語」を
いくら頑張っても、
その先にあるのは「読み書きの英語」が
向上するだけ。
その延長線上に「英会話の習得」は
ありません。
英語 = 勉強になればなるほど話せなくなる3大原因
「英語 = 勉強」になることにより
英会話力の習得が難しくなるのは
この3つが大きな原因です。
原因-1: 正しい英語
「英語 = 勉強」になることにより、
自分の話す英語が「正しいかどうか」が気になってしまい
考え過ぎたり萎縮したりして英語が
出てこなくなってしまいます。
「試験の英語」と違い、英会話では
「正しいかどうか」よりも
「通じるかどうか」の方が大切です。
ところが「正しい英語」に囚われると「ア〜・・・、ウ〜・・・」と英語を
話す時に
考え込んでしまう。
これではいくら正しくても会話には
なりません。
さらには、正しさに囚われると
どんなに英語を話しても自分の英語に
自信が持てません。
これでは英会話を楽しむどころか
常に不安と恐怖です。
また、自信のなさは表情・声・態度に
現れます。これでは相手も会話を
楽しむことができまません。
原因-2: 書き言葉
過度の歩行の継続により
疲労が生じている模様なので
簡易椅子でしばし休息を取るのは
いかがでしょうか。
こんな日本語を話す人はまずいません。
歩き過ぎて疲れた!
そこのベンチでちょっと休まない?
が普通ですよね。
もちろんこれは、無理矢理作った
過剰な書き言葉です。
ただ、考えてみてください。
少しでもこのような書き言葉が会話に
現れたとしたら・・・?
違和感がありますよね?
私たち日本人は小さい頃、
「ごはん」「おなか、すいた」のように「最小単位の言葉」から話し始め、
それを基本軸に次第に文構造が広がり、難しいことも話せるようになっていきます。
つまり、「話し言葉・最小単位」から
スタートするからこそ「書き言葉・複雑で
高度な表現」も
可能になっていくのです。
その基本軸とは「幼稚園生ぐらいの
表現力」ができれば、あとは単語力・
表現力を加えることにより
状況に応じ言葉の丁寧度をコントロールすることも可能になり、
ビジネス・アカデミック・日常会話の
全てが可能になります。
しかし、最初に「書き言葉の英語」が
基本軸として定着すると複雑・高度な
文構造は組み立てられても
簡単・シンプル・短かな構造で話す
「話し言葉の英語」は逆に難しくなってしまいます。
日本人は「読み書きの英語・試験の
英語」はできても「話す聴くの英語・
英会話」になると
どんなに勉強しても難しいのはここに
大きな原因の一つがあります。
原因-3: 訳す
ご存知のように、英語と日本語では
「語順」が違います。
すると実際の会話では
● 主語は何?
● 次に何を言えばいい?
と「語順」を考えてしまい、本来の
「相手と会話を進める」ということに
頭がいかなくなって
しまいます。
さらには「語順」だけでなく、実は
英語は日本語に比べ
「簡単・シンプル・短く話す
傾向」があります
一方、日本語は「一文が長く
複雑、語彙も細かく繊細に話す
傾向」があります
このように「語順・傾向」ともに大きく異なる言語を「訳す」ということ自体
無理があります。
(ちなみに「通訳・翻訳」は別物。
「会話」とはまた違う特別な技術により可能になります)
いずれにしても、訳を考えながら話す
時点で「会話」は難しくなります。
では、「英会話」ができるようになるためには一体どうすればいいのでしょうか?
それは
勉強量ではなく方法
です。
英語が話せなくなる3大原因の解決法
「英会話」ができるようになるためには、単純に「英語 = 勉強」の逆、
「英語 ≠ 勉強」のアプローチにします。
解決法-1: 伝える・伝わる英語
「伝える・伝わること」は会話の
基本であり最優先。
「正しいかどうか」はそれができた後
のことです。
しかし、「英語 = 勉強」になると
「正しいかどうか」が基本・最優先になり
「伝える・伝わること」は二の次になってしまいます。
ということで、まずは
正しいかどうかは関係なく
自分が言いたいことが
英語で出てくるようにする
これを最優先にします。
たとえ正しくなくても「言いたいこと」が伝われば嬉しくなります。
そして、この「嬉しさ」こそがその後の英会話力向上のための原動力・起爆剤になります。
さらに、
最初は日本語の語順のまま
伝えたいことを
英語にする
最初の段階では「英語の語順」などを
考える余裕はありません。
それでも、正しさに囚われて英語が出てこないより、間違っても言いたいことが英語で伝えられる
方が実践的、
さらには「嬉しさ」も大きくなります。
するといつの間にか「正しい英語」
「間違えること」はどうでもよくなっていきます。
それより「伝える・伝わる嬉しさ」の方が大きくなり、言いたいことがどんどん英語で
出てくるようになります。
そうすると「嬉しさ」とともに
「心の余裕」も広がり、
「正しさへの囚われ」という厚い壁に
覆われた「自分の中に蓄積された英語」がどんどん表に
出てくるようになります。
結果として、まずは最初に「正しい英語を気にしない」方が、むしろ短期間で
自然に
「正しい英語」に近づいていきます。
とはいえ、このままではいわゆる
「ブロークン英語・単語の羅列」の
レベルです。
では、ここから具体的に英会話力を
上げていくにはどうすればいいのでしょうか。
それにはまず、「実際に使える英文法」を強化します。
そうすれば短期間で本質的な英語力を
身につけることができます。
【実際に使える英文法】:
・文構造:「S + V + ~…」などのいわゆる「英語の語順」
・基本的な文法:「中2前半
ぐらいまでの文法」
英語は「簡単・シンプル・短く話す
傾向」があります。そこに必要な文法を強化します。
よく「英会話に文法なんて必要ない!」という言葉があります。
しかし「最低限の文の成り立ち」が
わからなければ「話すこと」も「聴いて
理解すること」も
できません。
「文法」とはそもそも「文の法則」
本来、文法がわかれば「勉強の英語」はもちろん「英会話」も劇的にできる
ようになるはずなのです。
ではなぜ、「文法なんて必要ない!」と言われるのでしょうか。それは、
・丸で囲んだり線を引いて
行ったり来たりして機械的に
当てはめて解くパズルのような文法
・本質を理解しないまま、暗記して練習問題を解いてできるように
するだけの表面的な文法
このような文法であれば確かに会話には必要ありません。必要なのは、
・基本が本質からわかり、話し言葉も書き言葉もコントロールできる「実際に使える文法」
このような文法はすから文法は
何があっても絶対に必要です!
「実際に使える文法」により「英語の文構造」を自分の中に定着させていきます。
それにより「英語の骨組み」が形成されるので、ビジネス・アカデミック・日常英会話、
どんな状況・話題でも「実際に使える英会話」が可能になります。
解決法-2: 話し言葉
「英語の文構造」が備われば、次はその構造の中に入れる「単語・表現」を整理していきます。まず、
スピーキングで使う
単語・表現は
できるだけ簡単なものを選ぶ
これにより「話し言葉」を基本軸に
「書き言葉」にもしっかり対応できるようになります。
私たちは一般的に
「英単語をたくさん覚えないと英会話ができない」
「単語さえ覚えれば会話はできる」
と考えがちです。
しかし、英単語も覚えれば覚えるほど「書き言葉」に近いものが多くなり
「話し言葉」には
むしろ不自然な単語が多くなります。
例えば、「emerge: 現れる、出現する、明るみに出る」という単語は
会話の時は「come out」を使った方が自然なることが多くあります
「単語の量が増えること・書き言葉に近い単語」が増えること自体が問題なのではありません。
問題は
会話には不自然な「書き言葉の単語・表現」ばかりが出て
会話で自然に使う「話し言葉の
単語・表現」が手付かずのままになってしまう
単語が増え過ぎると「どの単語を
選べばいいのか」がわからなくなる
ということなのです。
「文構造」という「言葉の入れ物」の
基本軸ができたら、今度はそこに入る
「単語・表現」の基本軸も構築していく。
では具体的に、どのようにして「基本軸となる単語・表現」を増やしていけばいいのでしょうか。
それにはまず、
・超基本動詞
・超基本動詞 + 前置詞
・その他の超基本単語
を強化する。つまり、「増やす」のではなく「多すぎる単語」を選別して少なくしていきます。
【超基本動詞】とは
「have, take, get, make」などのような文字通りの超基本単語です。
これらには「持つ、取る、得る、作る」のような日本語訳がありますが、
それでは会話には使えません。
例えば「have = 持つ」という理解が絶対的になっていると
We don’t have much snow here.
という文の理解に一瞬躊躇したり違和感を覚えます。
これではスピーキングでも「have」は使えませんし、リスニングでも瞬時対応できません。
実際の会話で使えるようになるには、まずは「高度な単語」より
「誰もが知っているのような
中1単語」のイメージ・ニュアンス
を本質から理解していきます。
【超基本動詞 + 前置詞】とは
文字通り「come out」のような
組み合わせの表現です。
これの少し難しいバージョンに「emerge:現れる・出現する・
明るみに出る」という単語も
ありますが
話し言葉では硬すぎで不自然になることも考えられます。
一方、「come + out」であれば
お互いに中1単語でもあり
「話し言葉」でも違和感なく
自然に使えます。
【その他の超基本単語】とは
「名詞・形容詞・副詞・接続詞」
など動詞・前置詞以外の超基本
単語です。
例えばその中でも簡単なところでは「idea, good, easily, so」などがあります。
ただ、これぐらいのレベルだったら「さすがにそれはわかる」と思うかもしれません。
しかし、「英語の文構造にサっと入れて実際の会話で瞬時・無意識に出てくるかどうか」
となると、実はこれぐらいの単語・表現でも余裕とはいえないかもしれません。
逆に、これぐらいのレベルの単語・表現でもしっかりと文構造に入れて話せれば
かなりの英会話が可能になります。
このように「超基本単語・表現」を
基本軸として確立し、「書き言葉」
「高度・専門的な単語や表現」
も増やしていけば、親密度・丁寧度・難易度も
状況・話題により変えることができる
「言葉のコントロール力」も備わります。
解決法-3: 訳さない
「文構造の理解」「簡単な単語・表現の整理」ができた時点でかなり訳さずに
英語を扱えるように
なります。
しかし、文が拡張し一定以上の長さ・
複雑さになると脳の処理が追いつかなくなってしまい、
[結局「訳して考える」という方法に
戻ってしまいます。
ということは、単純に「脳の処理が
追いつくようにすればいい」ということになります。
では、具体的にどうすればいいのか。
それは以下の「2段階の処理」が
ポイントです。
第1段階:
一気に1センテンスを話そうとするのではなく「無理のないブロック
ごと」に英語にしていく
第2段階:
「処理できるブロック」を少しずつ拡張し、1センテンス、複数文が
一気に言えるようにしていく
第1段階:
例えば英語で「東京」について
紹介するとします。
このとき、
Tokyo is the largest city in Japan, located almost in the center of Japan, with Tokyo Bay right in front of its downtown area.
のように一気に1センテンスを
話そうとするのではなく
以下のように「できる範囲の短い
ブロック」で英語にしていきます。
Tokyo/ is the largest city/ in Japan,/ located/ almost/ in the center/ of Japan, with Tokyo Bay/ right in front of/ its downtown area./
第2段階:
「処理できるブロック」を少しずつ拡張し、1センテンス、複数文が
一気に言えるように
していきます。
Tokyo is the largest city in Japan,/ located almost in the center of Japan,/ with Tokyo Bay/ right in front of its downtown area./
↓
Tokyo is the largest city in Japan, located almost in the center of Japan,/ with Tokyo Bay right in front of its downtown area./
↓
Tokyo is the largest city in Japan, located almost in the center of Japan, with Tokyo Bay right in front of its downtown area./
あくまでこれは一例・イメージですが、このように「最初から一気に全て」を
言おうとするのではなく
「できる範囲」を少しずつ広げて英語で話すことにより「実際に使える自然な
英語」の習得が
可能になります。
尚、これは「文構造の理解」「簡単な単語・表現の整理」が無意識・瞬時レベルになればなるほど
応用・発展の範囲も広がります。
以上、「どんなに頑張っても英語が話せるようにならない3つの大きな原因とその解決法」について
ご紹介しましたが、他にも様々なポイントがあり、それらを合わせればさらに短期間・効果的に
英会話力の習得が可能になります。
その最も大きな一つが「発音」です。
詳しくは「英語スキル向上の方法 | 具体的な手法とステップ」をご覧ください。
英語を母国語としない日本人・勉強として英語を積み上げてきた日本人にとって
どんなに頑張っても英語が話せるようにならない
というのはほとんど全ての方に共通する非常に大きな悩み・苦しみだと思います。
しかしこれは「勉強時間・量」ではなく「方法」により一気に変わります。
英語は「勉強」では
ありません
言葉としての英語を
方法により身につければ
大人になってから始めても
いつからでも忙しくても
英会話力の習得は可能です
是非、実際に使える英語力を身につけ
日本人の割に英語が上手ですね
ではなく
え?日本人だったの!?
と間違われるような英語力を発揮し、
英会話力・英語力習得の先にある
目標・目的を叶えましょう!
現在の英語力・英会話力
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何をどうやっても
英語力・英会話力が上がらない
これ以上、どうすればいいのか
わからない
考えず無意識・瞬時に
ネイティブのような発音で
英語が話せるようになりたい
会話・試験・あらゆる英語が
できるようになりたい
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