日本では知られていないアメリカでは普通の表現:throw a wrench in the works

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「throw a wrench in the works」の意味・使い方

「throw a wrench in the works」は

物事に問題を引き起こす・計画を台無しにする

という意味です。特に、計画やプロジェクトが順調に進んでいる中で予期せぬ問題を発生させることを指します。

なぜ「throw a wrench in the works」という意味になるのか?その理由や語源

この表現は、機械の動作を妨げるために工具であるレンチを故意に投げ入れるというイメージから来ています。比喩的に、計画やプロジェクトに対して意図しない障害を持ち込むことを示しています。

英語のまま理解する「throw a wrench in the works」の意味

この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です。  

To introduce an unexpected problem or obstacle that disrupts a plan or process.
It implies causing an interruption or hindrance to something that was running smoothly.

例文で見る「throw a wrench in the works」の使い方

モノローグ:  
The sudden resignation of the project manager threw a wrench in the works, causing delays and confusion.
プロジェクトマネージャーの突然の辞任が計画に問題を引き起こし、遅延と混乱を招きました。

会話:
A: I heard there was a problem with the event planning.
B: Yes, the unexpected venue change really threw a wrench in the works.
A: イベントの計画に問題があったと聞いたけど。
B: はい、予期しない会場の変更が計画に大きな影響を与えました。

「throw a wrench in the works」に似た表現

upset the apple cart: 計画や状況を混乱させる・予定を狂わせる  

knock off course: 進行を妨げる・計画から外れる

この表現に関連する他のフレーズ

「throw a wrench in the works」と関連するフレーズには「disrupt plans」や「create obstacles」があります。これらも計画やプロジェクトに対する障害を示す表現です。

「throw a wrench in the works」は、特にビジネスやプロジェクトにおいてはできるだけ避けるべき状況ですが、この表現を理解することで、問題が発生した場合の対応や会話がスムーズになるでしょう。また、予期しない問題が発生した際の対処方法としても、この表現を使うことができます。

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