英語で「お金」について話すとき、”money”以外にも何か使えたら会話の幅が広がりそうな気がします。
実は、ネイティブスピーカーは状況や金額、ニュアンスに応じて様々な表現を使い分けています。カジュアルな会話では、フォーマルな “money” よりもスラングや口語表現の方が自然に聞こえることも多いのです。
今回は、日常会話で頻繁に使われる「お金」に関する表現を、基本からスラングまで幅広くご紹介します。これらをマスターすれば、あなたの英語もぐっとネイティブらしくなりますよ!
📝 基本の表現
まずは、どんな場面でも使える基本的な表現から見ていきましょう。
Money
意味:お金
最も一般的でフォーマルな表現。ビジネスシーンから日常会話まで幅広く使えます。
“I need to save more money.”
(もっとお金を貯めないといけない。)
Cash
意味:現金
物理的な紙幣や硬貨を指します。クレジットカードと区別する際によく使われます。
“Do you accept cash or card only?”
(現金は使えますか、それともカードだけですか?)
Currency
意味:通貨
特定の国や地域で使われる貨幣制度を指すフォーマルな表現です。
“What currency do they use in Japan?”
(日本では何の通貨を使っていますか?)
🌟 さまざまな表現
状況やニュアンスに応じて使い分けられる、様々な「お金」の表現を見ていきましょう。
カジュアルな会話で
Bucks
意味:ドル(お金)
アメリカで最もよく使われるカジュアルな表現。「ドル」を意味しますが、一般的な「お金」としても使われます。
“This shirt cost me 50 bucks.”
(このシャツは50ドルだった。)
Quid
意味:ポンド(イギリス)
イギリス英語で「ポンド」を指すカジュアルな表現。複数形でも “quid” のまま変化しません。
“I paid 20 quid for the ticket.”
(チケットに20ポンド払った。)
Dough
意味:お金
「生地」という意味もありますが、お金を指す口語表現としてよく使われます。
“He’s making some serious dough at his new job.”
(彼は新しい仕事でかなり稼いでいる。)
Bread
意味:お金
生活に必要なものという意味合いから、お金を指すようになったスラング。
“I need to earn some bread.”
(お金を稼がないと。)
たくさんのお金を表現するとき
Fortune
意味:大金、財産
非常に大きな金額を指します。
“That car must have cost a fortune!”
(あの車は大金がかかったに違いない!)
A ton of money
意味:大金
「たくさんのお金」を表現するカジュアルなフレーズ。
“They spent a ton of money on the wedding.”
(彼らは結婚式に大金を使った。)
少額のお金を表現するとき
Change
意味:小銭、おつり
硬貨や少額の紙幣を指します。
“Do you have any change for the parking meter?”
(パーキングメーター用の小銭ある?)
Pocket change
意味:はした金、小銭
ポケットに入っているような少額のお金を指します。
“For him, $100 is just pocket change.”
(彼にとって100ドルなんてはした金だ。)
💬 一般的に使われているスラング
老若男女が普通に使っている、使用しても問題ないカジュアルな表現です。友人同士の会話では、これらの表現が頻繁に登場します。
Grand
意味:1,000ドル(千円単位)
“a grand” で1,000ドル、”two grand” で2,000ドルという意味になります。
“I paid five grand for this laptop.”
(このノートパソコンに5,000ドル払った。)
Moolah
意味:お金
楽しげな響きを持つカジュアルな表現。くだけた会話で使われます。
“Let’s go make some moolah!”
(お金稼ぎに行こうぜ!)
Greenbacks
意味:ドル紙幣
アメリカのドル紙幣が緑色であることから来た表現です。
“I need to get some greenbacks from the ATM.”
(ATMから現金を下ろさないと。)
Cheddar
意味:お金
特に若者の間で使われる表現。チーズの一種「チェダー」から来ています。
“He’s stacking that cheddar.”
(彼は金をガンガン稼いでいる。)
Bills
意味:紙幣、お金
「請求書」という意味もありますが、「紙幣」「お金」を指すスラングとしても使われます。
“I’ve got bills to pay.”
(支払いがあるんだ。)
Benjamins
意味:100ドル札
100ドル札にベンジャミン・フランクリンの肖像が印刷されていることから。
“It’s all about the Benjamins.”
(結局は金なんだよ。)
💡 使用上の注意: これらのスラング表現は友人や同僚とのカジュアルな会話では問題ありませんが、ビジネスの正式な場面や目上の人との会話では避けた方が無難です。状況に応じて使い分けましょう。
🎯 実践的なフレーズ
「お金」に関する表現を使った、日常会話でよく使われるフレーズをご紹介します。
お金がない時
- “I’m broke.” (金欠だ。)
- “I’m strapped for cash.” (お金に困っている。)
- “I’m running low on money.” (お金が底をついてきた。)
お金がある時
- “I’m loaded.” (金持ちだ。)
- “I’m rolling in dough.” (金に困っていない。)
- “Money is no object.” (お金は問題じゃない。)
お金を使う時
- “I dropped 200 bucks on these shoes.” (この靴に200ドル使った。)
- “I splurged on a new phone.” (新しい携帯に奮発した。)
- “That’s a rip-off!” (ぼったくりだ!)
✨ ネイティブっぽく話すコツ: 同じ表現ばかり使わず、状況や相手に応じて様々な表現を使い分けることで、より自然な英語に聞こえます。特に “money” を連発せず、”cash”、”bucks”、”dough” などを織り交ぜると、こなれた印象を与えられますよ!
📚 まとめ
今回は「お金」に関する様々な英語表現をご紹介しました。
フォーマルな場面では “money” や “currency” を使い、友人との会話では “bucks”、”dough”、”cash” などを使うことで、状況に応じた自然な英語を話すことができます。
これらの表現を実際の会話で使ってみて、ネイティブのような自然な英語を目指しましょう!
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