日常会話からビジネスシーンまで、日本語の「怒る・怒らせる」も英語では文脈によってさまざまに表現されます。
今回は、穏やかな不快感から爆発的な怒り、そして誰かを怒らせてしまう時の表現まで、ネイティブがよく使う動詞をわかりやすく紹介します!
😠
1. get angry – 「怒る」という基本表現
もっともよく使われるシンプルな表現。be動詞+形容詞で感情の変化を表します。
👉 She got angry when she saw the mess.
(その散らかりを見て、彼女は怒った。)
👉 He gets angry easily.
(彼は怒りっぽい。)
💥
2. blow up – 怒りが爆発する
口語的で、感情を爆発させるような激しい怒りの表現です。
👉 He blew up when he heard the news.
(その知らせを聞いて彼は激怒した。)
👉 Don’t blow up over something so small.
(そんな小さなことで怒るなよ。)
🧨
3. go off – 怒って突然キレる
「爆発する」「ブチ切れる」ようなニュアンス。口語的でカジュアルな表現です。
👉 She went off on him for being late.
(彼が遅刻したことで彼女はキレた。)
👉 He just went off without warning.
(彼はいきなりキレた。)
🤬
4. lose one’s temper – 怒りを抑えきれなくなる
「我を忘れて怒る」ような場面でよく使います。少しフォーマルな印象もあります。
👉 I lost my temper during the meeting.
(会議中にカッとなってしまった。)
👉 Try not to lose your temper.
(怒らないようにしよう。)
😡
5. make someone angry – 怒らせる
相手の感情に作用する「怒らせる」の基本表現です。カジュアルにもビジネスにも使えます。
👉 His comments made everyone angry.
(彼の発言はみんなを怒らせた。)
👉 Don’t make her angry.
(彼女を怒らせないで。)
🔥
6. piss off – イラっとさせる(かなりカジュアル/下品注意)
イギリス英語では頻繁に使われ、アメリカでもカジュアルに使われますが、くだけた場面限定で使うのが無難です。
👉 You really pissed me off.
(マジでムカついたよ。)
👉 That kind of attitude pisses people off.
(そういう態度は人をイラつかせる。)
✅ まとめ:「怒る・怒らせる」のニュアンスに注意!
ニュアンス | 英語表現 | 例文例 |
---|---|---|
怒る(基本) | get angry | She got angry. |
怒りが爆発する | blow up | He blew up at the meeting. |
突然キレる | go off | She went off on him. |
怒りを抑えきれない | lose one’s temper | He lost his temper at work. |
怒らせる(一般的) | make someone angry | His words made me angry. |
イラっとさせる(口語) | piss off | That ad really pisses people off. |
✨最後にひとこと
英語では「怒る・怒らせる」にも、感情の強さや怒り方の違いによって多くの表現があります。
その場にふさわしい言葉を選べるようになると、英語の表現力がグッと上がります!