語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分
例えば「unbelievable」は
un
〜ない
believ
信じる
able
できる
のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。
ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば
・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。
ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には
接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分
語根
単語の意味の
中核をなす部分
接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分
に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。
語根「pugn-」の意味と起源
意味: combative, aggressive:好戦的な・攻撃的な
起源:ラテン語
語根「pugn-」の原型
語根「pugn-」から構成される英単語・例文
pugnacious
意味:好戦的な
解説: この単語は、人が容易に争いを起こす傾向を持っていることを示します。一般的に、好戦的な態度は挑発的な行動と関連しており、時には自己防衛の一環として現れることもあります。
例文: He was known for his pugnacious attitude, always ready to argue about anything.
和訳:彼は好戦的な態度で知られており、何にでも議論をする準備ができていた。
pugnacity
意味:好戦性
解説: この名詞は、好戦的な性質や傾向を示します。社会的な状況や対人関係において、pugnacityはしばしば競争や対立の原因となることがあります。
例文: His pugnacity often led to conflicts with his peers.
和訳:彼の好戦性はしばしば仲間との対立を引き起こした。
repugnance
意味:嫌悪
解説: repugnanceは、強い反感や嫌悪を示す単語です。この語は、何かを強く拒絶する感情を表し、特に倫理的または道徳的な観点からの拒絶を示す際に使われます。
例文: She felt a deep repugnance towards the unethical practices in the company.
和訳:彼女は会社の非倫理的な慣行に対して深い嫌悪感を抱いていた。
語根「pugn-」は、戦いや闘争に関連する多くの英単語に使われており、それぞれが好戦的な性質や態度を示します。これらの単語を通じて、私たちは攻撃性や対立に対する理解を深めることができます。