夢の海外転勤!ご家族でアメリカへ!(30代・電機メーカー

その方は当時30代男性、大手電機メーカーに転職直後という状況でのご来校でした。

転職したのはいいけど、周りはみんな英語ができる人ばかり。
さらには、毎週アメリカとオンライン会議があり、上司が会議のMCをするので
英語ができないと今後の昇進にもダイレクトに響きます。
何とか英語が話せるようになりたいのですが・・・。

ご様子から「危機感・焦り・不安」を強く感じました。

・どれぐらいの期間でどれぐらいの英語力になるのか
・どれぐらい英語を勉強しなければならないのか
・そもそも自分は英語が話せるようになるのか

一つ一つのご質問にお答えすると共に、「大前提」として

「練習したものでしか話せない・聴けない英会話力」は実際のビジネスでは使えない

「実際に使えるビジネスで使える英語力」を身につけるためには
練習したことがなくても瞬時・無意識で話せる・聴ける「アドリブ英語力」が必要

また、そのためには

「スピーキング・リスニング・リーディング、全て英語力の根幹」になる「発音」
から強化していくのが「最短にして最大の効果」を生む

ということをお伝えしました。

その上で体験セミナーをご受講いただき

【 実際に使える英会話力の習得のポイント】
「英語をただやみくもに話す」のではなく「英語が話せるようになる方法を理解する」

というのはどういうことなのかをショート・プラクティスも交えながら体験していただきました。

「一応、他のスクールも見学し検討してみます」ということで帰られましたが、
翌日にはもうご受講のご連絡をいただきました。  

当時の英語力は「文法・単語」については「中学・高校での英語の勉強 + 社会人になってからの独学」をしっかりされてきたように感じましたが「即興 + 実際に使える英会話力」となると、やはり「これから」という印象でした。

レッスンではまず最初に「発音の法則:何でそういう発音になるのか」を一つ一つしっかりご理解いただきました。

約1ヵ月半後には「自然に耳に入ってくる英語」が一気に拡張し、
約3ヶ月後には「ご本人の発音」も明らかに変わっているのがわかりました。

また、この「発音の法則」は中盤以降、「スピーキングの法則」も兼ねるものなので、
半年後には「簡単な会話」であればできるようになりました。

ただ、「簡単な会話」とはいえ「ネイティブのような発音 + 無意識・瞬時に出てくる英語」込みとなると、
もうこの時点で一般では「中上級」のレベルです。

そして、半年〜1年後にかけては「ある程度まとまった話・ある程度複雑な話」もできるようになっていきました。
この状態になると、一般的には既に「上級を超えるレベル」と言っても過言ではありません。

というのは、一般的には上級であっても「政治・経済・ビジネス」など「トピック・内容」については既にある程度知っていたり、推測できるもの、さらには先生が理解を促してくれると「英会話が成立してしまうこと」があります。

しかし、それでは「純粋な英会話力の強化」には繋がらないので、こちらではむしろ「一般的にはレッスンの題材としては扱わないようなもの」を敢えて使い「どんなトピックでも実際に使える英語力」を強化するからです。

その方は工学系の方でしたので、例えば「ネジは一気に締めないで、まずはある程度閉めてから、最後に対角線上にしっかり締めていく」という内容が「いきなり練習なしの即興 + 発音込み」でできるようになったのがこの時期でした。

1年が経過し、このレベルに足っするとご本人の中でもスピーキングについての不安・問題はあまりない状態でした。
ちょうどその頃、海外出張でプレゼンもあったのですが、それも問題なくこなし質疑応答としっかりでき、現地の方々と会話も弾んだようで、さらなる自信と意欲のもと2年目を迎えました。

2年目はご本人が苦手意識を持つリスニングを上げていきました。この時点でリスニングはかなりのレベルに達していたのですが、やはり「ネイティブが普通に話す英語のスピード」なると聴き取りが難しいところもあったので「動画・ニュース・映画」など「ネイティブが普通に話すスピードの英語」でも聴き取れる方法をご紹介しました。

来校された当初は非常に危機感を持たれたご様子で、英会話もお世辞にもできるとは言えないレベル。
しかし、それが今では、念願の「海外転勤の切符」を手に入れ、現在アメリカの支社に勤務、ご家族でアメリカ生活という、その頃から見れば信じられないことが現実になっております。

このように、英語力の向上により自信と共にご自身の力でチャンスを切り開き、夢に描いた将来を実現する姿をみるとこちらも感無量になります。

最後に余談ですが、その方のお子さんも、海外転勤が決まった時からこちらで英語のレッスンを始め、今もアメリカからオンラインでレッスンをご受講いただいております。

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