語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分
例えば「unbelievable」は
un
〜ない
believ
信じる
able
できる
のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。
ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば
・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。
ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には
接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分
語根
単語の意味の
中核をなす部分
接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分
に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。
語根「nona-」の意味と起源
意味:nine:9つの
起源:ラテン語
語根「nona-」の原型
語根「nona-」から構成される英単語・例文
nonagon
意味:九角形
解説: 「nonagon」は、九つの辺と九つの角を持つ多角形を指します。この形状は、幾何学的な図形として、特に数学やデザインの分野で重要な役割を果たします。非ユークリッド幾何学においても、複雑な構造を持つ多角形として研究されています。
例文: The nonagon has nine sides, making it unique among polygons.
和訳:九角形は九つの辺を持ち、多角形の中でも独特です。
nonagenarian
意味:90歳の人
解説: 「nonagenarian」は、九十歳から九十九歳までの人を指します。この単語は、特に高齢者に関連する文脈で使用され、年齢に基づいた社会的な問題や健康についての議論において重要です。
例文: The nonagenarian shared fascinating stories from their long life.
和訳:90歳の人は、長い人生からの興味深い話を共有しました。
「nona-」という語根は、数字の「九」を意味し、特に幾何学や社会における高齢者に関連した言葉で広く使われます。この語根は、特定の数を持つ構造や状況を示す際に役立ち、私たちの理解を深めるための重要な要素となっています。