語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分
例えば「unbelievable」は
un
〜ない
believ
信じる
able
できる
のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。
ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば
・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。
ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には
接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分
語根
単語の意味の
中核をなす部分
接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分
に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。
語根「misce-」の意味と起源
意味:to mix: 混ぜる・混合する
起源:ラテン語
語根「misce-」の原型
語根「misce-」から構成される英単語・例文
miscellaneous
意味:雑多な・多種多様な
解説: 「miscellaneous」は、さまざまな種類のものが含まれていることを指します。特に、分類できない、または特定のグループに属さないアイテムを指す際に用いられます。
例文: Sample sentence: The box contained miscellaneous items, from old toys to books.
和訳:「その箱には古いおもちゃから本まで、雑多なアイテムが入っていました。」
miscegenation
意味:混血
解説: 「miscegenation」は、異なる人種または民族間の結婚や交配を指します。この言葉は、社会的な議論や法的な文脈で使われることが多く、歴史的には偏見や差別に関連付けられることがありました。
例文: Sample sentence: Miscegenation was a controversial topic in many societies.
和訳:「混血は多くの社会で物議を醸すトピックでした。」
語根「misce-」は「混ぜる」ことに関連するさまざまな英単語を生み出しており、異なる要素や文化の融合に関する理解を深める手助けとなります。