丸暗記ではなく語根から理解する英単語:happiness

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語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分

例えば「unbelievable」は

un
〜ない

believ
信じる

able
できる

のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。

ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば

・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。

ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には

接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分

語根
単語の意味の
中核をなす部分

接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分

に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。

語根「nes-」の意味と起源

意味:nescience:状態・性質

起源:古英語

語根「nes-」の原型

「nes-」は「状態」や「性質」を表す語根で、名詞を作成する際によく使われます。この語根は、特定の特性や状況を強調するために、形容詞に接尾辞として追加されることが一般的です。

語根「nes-」から構成される英単語・例文

happiness

意味:幸福
解説: happinessは「幸せな状態」を表す言葉です。「happy」(幸せな)に「-ness」を加えることで、感情や状態を名詞化しています。このように、形容詞から名詞を作る手法は英語において非常に一般的です。
例文: Sample monologue sentence: Her happiness was evident in the way she smiled.
和訳:「彼女の幸福は、彼女が微笑む様子から明らかでした。」

sadness

意味:悲しみ
解説: sadnessは「悲しい状態」を示します。「sad」(悲しい)に「-ness」を付けることで、感情を名詞として表現しています。この語根を使うことで、感情の状態を明確に伝えることができます。
例文: Sample monologue sentence: His sadness was palpable during the quiet moments.
和訳:「静かな瞬間に、彼の悲しみは感じられました。」

kindness

意味:優しさ
解説: kindnessは「優しい状態」を表し、「kind」(優しい)に「-ness」を加えることで、性質や状態を名詞化しています。この言葉は、他者に対する思いやりや配慮を示す際によく使われます。
例文: Sample monologue sentence: Her kindness towards strangers made a significant impact.
和訳:「彼女の見知らぬ人への優しさは、大きな影響を与えました。」

darkness

意味:暗闇
解説: darknessは「暗い状態」を意味し、「dark」(暗い)に「-ness」を加えた言葉です。この語根を使用することで、視覚的な状態を強調することができます。
例文: Sample monologue sentence: The darkness enveloped the room, creating an eerie atmosphere.
和訳:「暗闇が部屋を包み込み、不気味な雰囲気を作り出しました。」

illness

意味:病気
解説: illnessは「病気の状態」を示します。「ill」(病気の)に「-ness」を加えることで、健康に関連する状態を名詞化しています。この言葉は、医学や健康に関する文脈で頻繁に使用されます。
例文: Sample monologue sentence: Her illness forced her to rethink her lifestyle.
和訳:「彼女の病気は、彼女にライフスタイルを再考させることになりました。」

語根「nes-」は、状態や性質を示す名詞を形成するために非常に重要な役割を果たしています。これらの単語を通じて、感情や物事の状態を的確に表現することができます。

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