「go down the rabbit hole」の意味・使い方
「go down the rabbit hole」は
深みにはまる・次々と深みに入っていく
という意味です。何かを探しているうちに、思いがけない方向にどんどん入り込んでいってしまう時に使えるフレーズです。
なぜ「go down the rabbit hole」という意味になるのか?その理由や語源
「go down the rabbit hole」という表現は「不思議の国のアリス」に由来しています。物語の中で、アリスはウサギの穴に入ることで奇妙で不思議な世界に迷い込みます。このように、物事が予想外の方向に進んだり、気がつくと非常に深く掘り下げてしまったりする状況を表現するのに使われるようになりました。
英語のまま理解する「go down the rabbit hole」の意味
この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です。
To start doing something that seems simple at first,
but it quickly becomes complicated, confusing, or strange.
It’s like getting very involved in something
that takes up more time and attention than you expected.
例文で見る「go down the rabbit hole」の使い方
モノローグ:
I started researching ancient history online, and before I knew it, I had gone down the rabbit hole for hours.
古代の歴史をオンラインで調べ始めたら、気づけば何時間も深みにハマっていました。
会話:
A: Have you seen this new conspiracy theory video?
B: Be careful, once you start watching, you might go down the rabbit hole.
A: この新しい陰謀論の動画見たことある?
B: 気をつけてね、見始めると深みにハマるかもしれないよ。
「go down the rabbit hole」に似た表現
fall into a black hole: こちらも「深みにハマる」という意味で、何かに没頭して時間や感覚を忘れる状況を表現します。
get lost in something: 「何かに夢中になる」「何かに没頭する」という意味で、特定のことに集中しすぎて他のことを忘れてしまうことを示します。
この表現に関連する他のフレーズ
「go down the rabbit hole」に関連する表現として、「chase a wild goose」というフレーズがあります。こちらは「無駄なことに時間を費やす」という意味で、無謀な追求や達成できない目標を追いかけることを表現します。
インターネットや日常生活でもよく使われる表現で、何かを検索しているうちにどんどんページが進んでしまような時にも使える「go down the rabbit hole」は、覚えるとさまざまな場面でより自然に英語が使えるようなにっていきます。