日本では知られていないアメリカでは普通の表現:get down to brass tacks

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「get down to brass tacks」の意味・使い方

「get down to brass tacks」は

本題に入る・重要な点に集中する

という意味です。特に、会話や作業で、無駄を省き、核心に迫ることを指します。

なぜ「get down to brass tacks」という意味になるのか?その理由や語源

この表現の語源は不明ですが、19世紀のアメリカで、家具製造業者が作業の重要な部分で真剣に取り組むことから来たと言われています。ここで「brass tacks(真鍮の釘)」は、作業の基礎となる部分を指します。

英語のまま理解する「get down to brass tacks」の意味

この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です。  

To focus on the most important details or the main point of a discussion,
after talking about less important things.
It means getting straight to what really matters.

例文で見る「get down to brass tacks」の使い方

モノローグ:  
We’ve discussed the project for an hour. Let’s get down to brass tacks and decide how we’re going to proceed.
私たちはプロジェクトについて1時間話しました。本題に入って、どう進めるか決めましょう。

会話:
A: Are we just going to talk around the issue?
B: No, let’s get down to brass tacks and figure out the solution.
A: 問題をあいまいに話すだけなの?
B: いいえ、本題に入って解決策を見つけましょう。

「get down to brass tacks」に似た表現

cut to the chase: 本題に入る・詳細を省いて重要な部分に移る  

get to the point: 要点に入る・本題に入る

この表現に関連する他のフレーズ

「get down to brass tacks」と関連するフレーズには「cut to the chase」や「get to the point」があります。これらも会話や作業で本題に入ることを示す表現です。

「get down to brass tacks」は、会話や仕事で本題に入ることを示すため、実践的なシチュエーションで有効です。この表現を理解し、使用することで、英語のコミュニケーションにおいてよりスムーズに本題に入ることができます。

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