日本では知られていないアメリカでは普通の表現:face the music

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「face the music」の意味・使い方

「face the music」は

現実に立ち向かう・責任を取る

という意味です。特に、自分の行動に対して避けられない結果や批判に直面することを指します。

なぜ「face the music」という意味になるのか?その理由や語源

この表現は、オペラや劇場で音楽が鳴り始めると、俳優たちは舞台に上がり、観客の前で演技を披露する準備ができている必要があるというイメージから来ています。比喩的に、自分がしたことの結果に直面すること、つまり「舞台に立つ」ことを意味しています。

英語のまま理解する「face the music」の意味

この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です。  

To confront the consequences of one’s actions or to accept the reality of a difficult situation.
It implies facing up to responsibility or criticism without avoiding it.

例文で見る「face the music」の使い方

モノローグ:  
After realizing his mistake, he knew he had to face the music and apologize to his team.
自分のミスに気付いた後、彼はチームに謝罪するために責任を取る必要があると分かっていました。

会話:
A: I heard you got called into the boss’s office.
B: Yes, I messed up on the project, so now I have to face the music.
A: ボスのオフィスに呼ばれたって聞いたけど。
B: はい、プロジェクトで失敗したので、その結果に向き合わなければなりません。

「face the music」に似た表現

take responsibility: 責任を取る・自分の行動に対して責任を持つ  

bite the bullet: 辛いことを受け入れる・痛みを我慢する

この表現に関連する他のフレーズ

「face the music」と関連するフレーズには「stand one’s ground」や「take it on the chin」があります。これらも、困難な状況に立ち向かうことを示す表現です。

「face the music」は、特に困難や批判に直面する際に使用される表現ですが、このような表現に出会ったときに理解できる能力は非常に重要です。また、この表現を用いることで、英語でのコミュニケーションがより自然で効果的になるでしょう。

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