語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分
例えば「unbelievable」は
un
〜ない
believ
信じる
able
できる
のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。
ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば
・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。
ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には
接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分
語根
単語の意味の
中核をなす部分
接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分
に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。
語根「dub-」の意味と起源
意味:dubious: 疑わしい
起源:ラテン語
語根「dub-」の原型
語根「dub-」から構成される英単語・例文
dubious
意味:疑わしい・不確かな
解説: 「dubious」は、信頼性や確実性が疑わしいことを指します。
例文: His explanation was dubious at best.
和訳:彼の説明はせいぜい疑わしいものでした。
indubitable
意味:疑う余地のない
解説: 「indubitable」は、全く疑わしくないことを指します。
例文: The evidence was indubitable.
和訳:その証拠は疑う余地がありませんでした。
dubiety
意味:疑念・不確実性
解説: 「dubiety」は、疑いがあることや不確実性を指します。
例文: There is some dubiety about the results.
和訳:その結果にはいくつかの疑念があります。
dubitably
意味:疑わしく
解説: 「dubitably」は、疑わしいという状況を表します。
例文: The outcome was dubitably influenced by external factors.
和訳:結果は外部の要因によって疑わしく影響されました。
dub
意味:疑う
解説: 「dub」は、何かを疑問視することを指します。
例文: I dub your motives as suspicious.
和訳:あなたの動機を疑わしいと見なします。
これらの単語はすべて語根「dub-」が含まれており、それぞれの意味に「疑わしい」というニュアンスが含まれています。語根を知ることで複数の単語に共通する意味を推測でき、効率よく単語を覚える助けになります。次回の投稿では、さらなる語根を紹介します。