「cut corners」の意味・使い方
「cut corners」は
手を抜く・簡略化する・手抜きをする
という意味です。仕事や作業で、コストや時間を節約するために、品質や安全性を犠牲にして必要なプロセスを省略することを表します。
なぜ「cut corners」という意味になるのか?その理由や語源
「cut corners」という表現は、文字通りには「角を切る」という意味ですが、実際には本来のルートや手順を省略して近道をするという発想から来ています。
例えば、四角い道を歩く代わりに角を切って斜めに進むことで、距離や時間を短縮しますが、その過程で重要なステップや安全が犠牲になることがあります。
このことから、「cut corners」は手抜きや簡略化を意味するようになりました。
英語のまま理解する「cut corners」の意味
この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です。
To save time or money by doing something in a less thorough or less careful way,
often at the expense of quality or safety.
例文で見る「cut corners」の使い方
モノローグ:
The company was accused of cutting corners in the construction of the building, which led to serious structural issues.
その会社は、建物の建設において手抜きをしたため、重大な構造的問題が発生したと非難されました。
会話:
A: Why did the project fail?
B: The team cut corners to meet the deadline, and it showed in the final product.
A: プロジェクトが失敗した理由は何ですか?
B: チームが締め切りに間に合わせるために手抜きをした結果、最終製品にその影響が出てしまったんだ。
「cut corners」に似た表現
take shortcuts: 「近道をする」「手間を省く」という意味で、通常の手順を省略して物事を早く終わらせようとする行動を指します。
skimp: 「けちる」「節約しすぎる」という意味で、必要なものを十分に提供せずに節約することを意味します。
この表現に関連する他のフレーズ
「cut corners」に関連する表現として、「cutting back」があります。こちらは「削減する」「縮小する」という意味で、必要な部分や品質を犠牲にして経費を削ることを表します。
「cut corners」は、品質や安全性を犠牲にして、手間や時間を省くことを戒める際に使われるフレーズです。
ビジネスやプロジェクト管理において、しっかりとした作業の重要性を強調する際に役立ちます。