OUTLINE
コロケーションとは
傘をさす・風邪を引いた
という表現は
傘を「開く」のに「さす」
風邪に「なった」のに「引いた」
という方が自然です。
このように自然な表現になる特有の単語の組み合わせをコロケーションと言います。
英語にもコロケーションがあります。
是非、英語のコロケーションの理解を深め、より自然な英会話を可能にしていきましょう。
コロケーション「give + 名詞」の意味
「give」を使った「動詞+名詞」の形のコロケーションは、主に「何かを提供する」「他者に何かを与える」「反応や影響を与える」といった意味で使われます。
「give」は、物理的な物を渡す場合にも、抽象的な意味で何かを与える場合にも広く使われる動詞です。以下に、どんな時に「give」が使われるか、具体的な例とともに説明します。
コロケーション「give+ 名詞」の意味(カテゴリー別)
1. 物理的に「何かを与える、渡す」場合
2. 助けやサポートを「提供する」場合
3. 感情や反応を「表す」場合
4. 行動や許可を「与える」場合
5. 時間や注意を「捧げる」場合
6. 力やエネルギーを「提供する」場合
7. 意見や情報を「提供する」場合
8. 抽象的な何かを「与える、引き起こす」場合
「give」は、具体的なものを渡す行為から、抽象的な感情、反応、影響まで幅広い場面で使われます。誰かに物理的なものを提供する場合だけでなく、感情や助け、情報、影響を与えることを表すときにも使われる非常に汎用的な動詞です。何かを他者に与える、提供するという基本的な意味を軸に、さまざまなコロケーションが展開されます。