コロケーションとは
傘をさす・風邪を引いた
という表現は
傘を「開く」のに「さす」
風邪に「なった」のに「引いた」
という方が自然です。
このように自然な表現になる特有の単語の組み合わせをコロケーションと言います。
英語にもコロケーションがあります。
是非、英語のコロケーションの理解を深め、より自然な英会話を可能にしていきましょう。
「異議を唱える」の英語表現
解答:make an objection
この表現は、公式な場面や討論、法廷などで自分の意見や考えに対して異議を示すときに使われます。
例文
The lawyer decided to make an objection to the evidence presented by the prosecution.
弁護士は、検察が提出した証拠に異議を唱えることに決めました。
During the meeting, several members made an objection to the proposed budget cuts.
会議中に、何人かのメンバーが提案された予算削減に異議を唱えました。
It is important to make an objection when you believe a rule is being misapplied.
規則が誤って適用されていると思うときには、異議を唱えることが重要です。
類義表現
– raise an objection
– voice an objection
– lodge an objection
– contest
関連表現
– legal objection
– procedural objection
– express dissent
– disagree
「make an objection」という表現は、特に議論や討論の場で自分の意見を明確に示すための重要なフレーズです。異議を唱えることは、法的な文脈だけでなく、ビジネスや日常会話でも使われることがあります。この表現は、何かが不正であると感じたり、意見が異なる場合に用いられます。異議を唱えることは、意見の相違を表明する方法であり、健全な議論を促進します。特に法廷では、弁護士や当事者が異議を唱えることで、不適切な証拠や手続きの問題を指摘し、公正な裁判を保障する役割を果たします。たとえば、法廷で証拠が不適切に使用されていると感じた場合、弁護士は「make an objection」と述べて、その証拠の使用を阻止することができます。ビジネスの場でも、意見が対立する場合には異議を唱えることが重要です。たとえば、予算削減案が提示された場合、チームメンバーがその提案に異議を唱えることで、より良い解決策を見つけることができます。異議を唱えることで、問題を表面化させ、他のメンバーと議論を深めることが可能です。異議を唱える行為は、単なる反対意見の提示ではなく、より良い結果を導くための重要なステップです。異議を申し立てることで、全体の意見や決定に対して多様な視点を提供し、より多角的な議論を促進します。これは、組織やコミュニティにおいて、より良い意思決定をするための基盤となります。このように、異議を唱えることは、自己主張の一環として非常に重要です。適切なタイミングで「make an objection」と言うことで、自分の考えを表現し、他の人々に影響を与えることができるのです。これにより、相手に自分の立場を理解してもらい、効果的なコミュニケーションを図ることができます。異議を唱えることは、時には難しいことかもしれませんが、適切に行うことで、あなたの意見が真剣に受け止められ、より良い結果につながることを理解しておくと良いでしょう。