日本では知られていないアメリカでは普通の表現:caught between a rock and a hard place

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「caught between a rock and a hard place」の意味・使い方

「caught between a rock and a hard place」は、

板挟みになる・どちらを選んでも困難な状況にある

という意味です。2つの選択肢の間でどちらを選んでも問題がある、という厳しい状況を指します。

なぜ「caught between a rock and a hard place」という意味になるのか?その理由や語源

この表現は、岩と固い場所の間に挟まれた状態を想像してみてください。どちらに動いても痛みや困難を避けられない状況を比喩的に表しています。

英語のまま理解する「caught between a rock and a hard place」の意味

この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です。  

To be in a difficult situation where one must choose between two equally unpleasant options.

例文で見る「caught between a rock and a hard place」の使い方

モノローグ:
She was caught between a rock and a hard place when she had to choose between staying at a job she disliked and risking unemployment by quitting.
彼女は、嫌いな仕事に留まるか、辞めて失業のリスクを取るかの間で苦しい選択を迫られました。

会話:
A: My landlord just raised the rent again, but I can’t afford to move right now.
B: Sounds like you’re caught between a rock and a hard place.
A: 家主がまた家賃を上げたけど、今は引っ越しできる余裕がない。
B: それは本当に苦しい状況だね。

「caught between a rock and a hard place」に似た表現

– in a bind: 窮地に陥る・板挟みになる  

– between the devil and the deep blue sea: 板挟みになる・二者択一のどちらも難しい

この表現に関連する他のフレーズ

「caught between a rock and a hard place」に関連するフレーズには「no-win situation」や「lose-lose scenario」があります。これらも、どちらを選んでも良くない結果になる状況を示す表現です。

「caught between a rock and a hard place」は、仕事や人間関係において避けたい状況ですが、このような表現を理解できることは、英語の会話において非常に有用です。相手が困難な状況を説明するときに、このフレーズが使われることがよくあります。

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