丸暗記ではなく語根から理解する英単語:calligraphy

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語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分

例えば「unbelievable」は

un
〜ない

believ
信じる

able
できる

のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。

ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば

・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。

ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には

接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分

語根
単語の意味の
中核をなす部分

接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分

に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。

語根「call-, calli-」の意味と起源

意味:美しい・呼ぶ

起源:ギリシャ語

語根「call-, calli-」の原型

語根「calli-」は「美しい」、語根「call-」は「呼ぶ」という意味を持ちます。この語根は主に美しさや呼びかけに関連する言葉に使われます。

語根「call-, calli-」から構成される英単語・例文

calligraphy

意味:書道・カリグラフィー
解説: 「calli-」は「美しい」、そして「-graphy」は「書く」という意味を持ち、合わせると「美しい書体」を意味します。
例文: She studied calligraphy to improve her handwriting.
和訳:和訳 彼女は書道を学んで字を美しくしました。

callithumpian

意味:騒がしくも楽しい
解説: 「Callithumpian」は、美しさを意味する「calli-」と、大騒ぎや陽気な騒ぎを指す「thump」に由来します。元々は、騒がしい行進や集団を指す言葉で、現在では騒々しくも楽しげな雰囲気を表します。
例文: The Callithumpian parade was full of loud music and joyous laughter.
和訳:カリサンプのパレードは、大音量の音楽と楽しげな笑い声で溢れていた。

recall

意味:思い出す・呼び戻す
解説: 「re-」は「再び」、そして「call」は「呼ぶ」という意味で、過去の出来事を「呼び戻す」ことを表します。
例文: I can’t recall the name of that restaurant.
和訳:あのレストランの名前が思い出せません。

caller

意味:電話をかける人・訪問者
解説: 「call」は「呼ぶ」という意味で、電話を通じて呼びかける人や、訪問して呼び出す人を指します。
例文: The caller left a message on the answering machine.
和訳:電話をかけた人は留守番電話にメッセージを残しました。

callous

意味:無感覚な・冷淡な
解説: 「call-」は「呼ぶ」という意味から派生して、「感覚が鈍い」「硬くなった」という意味を持つようになり、無感覚さを表します。
例文: His callous attitude toward the suffering of others was shocking.
和訳:彼が他人の苦しみに対して無感覚である態度は衝撃的でした。

これらの単語はすべて語根「call-, calli-」が含まれており、美しさや呼びかけに関連しています。語根を知ることで、複数の単語に共通する意味を推測でき、効率よく単語を覚える助けになります。次回の投稿では、さらなる語根を紹介します。

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