3年ぶりの海外出張。気づけばずっと英語で話していました

英語は以前からビジネスで使っていました。

でもそれは、定形表現やいつも話す業務内容の延長までの範囲であり、意表を着くような質問や突然の挨拶など、いわゆる想定外のことについては頭の中で瞬時に英訳・和訳をしながらやりとりをするような状態で、周りからは英語が上手という評価を頂きながらも自分の中ではいつもストレスで何とかできないものかと考えておりました。

そんな中、FSDのメソッドは今までのものにはまったくない斬新なものでした。というより、極めて本質的といってもいいかもしれません。

FSDの「ビジネス英語」は、一般的な「会議やプレゼンなど、お決まりの場面でお手本の英語がアウトプットできるようにしていく」というものではなく、もちろん、会議やプレゼンの英語などの場面もレッスンで扱うのですが、「ただお手本のような英語が話せればいい」というような表層的なものではまったくありませんでした。

「そもそも話す・伝えるというのはどういうことか」というところまで掘り下げ詳しく解説をしていただき、「目の前のビジネスパートナーに対し自分は何をどのように伝えていくべきなのか、どうすれば伝わる、説得力のある話ができるのか」を根底から考えさせられるような本質的なお伝えばかりでした。

と同時に、発音・文構造・スピーキングすべての法則を教えていただくことにより、自分のスピーキングに余裕ができ、お手本の英語などなくても自分で即興・無意識で英語が作れるようになり、「自分が話す英語に不安がない、確信が持てる状態」になりました。

先生はいつもおっしゃいます。

「実際のビジネスでは、自分が話す英語を考えているようではビジネスにならない。実際のビジネスでは、英語を考えるのではなく話の内容・ビジネスのことだけを考え、結果的に英語が出ている状態にする」

日頃、業務でサバイバル英語にも対応できなければならない自分としては、その言葉には100%共感ができます。

コロナ禍を挟み、先日、約3年ぶりに海外出張に行く機会がありました。

レッスンとは違い、実際に海外での本番・実戦にどこまで対応できるのか、行く前は少しだけ不安もありましたが、蓋を開けてみるといい意味でその不安は大ハズレでした。

終始、考えず無意識に、英語とか日本語とか関係なく、ただ言いたいことが気づけば自分の口から出ている状態。
「そういえば英語を話している感覚がまったくなくずっとやりとりができた」と帰国後に気づきました。

「実際に使える英語力」が習得できたのはもちろんのこと、ビジネスにおいて、人と人との対話において大切なものに改めて気づくことができました。FSDメソッドに出会えて心から感謝いたします。

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