日本では知られていないアメリカでは普通の表現:burn bridges

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「burn bridges」の意味・使い方

「burn bridges」は

関係を完全に断つ
後戻りできない状態にする

という意味です。特に、ある状況や関係を完全に終わらせることで、後に戻ることができなくなることを指します。

なぜ「burn bridges」という意味になるのか?その理由や語源

この表現は、物理的に橋を燃やしてしまうことでその橋を通行できなくするというイメージから来ています。比喩的に、関係やチャンスを完全に失うことを示しています。

英語のまま理解する「burn bridges」の意味

この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です。

To destroy or end relationships or opportunities,
often in a way that makes it impossible to return to the previous situation.
It carries a sense of finality and irreversibility.

例文で見る「burn bridges」の使い方

モノローグ:
After resigning from the company, he was careful not to burn bridges with his former colleagues.
会社を辞めた後、彼は元同僚との関係を完全に断たないように注意しました。

会話:
A: I heard you had a disagreement with your boss.
B: Yes, and I think I might have burned bridges with the company.
A: 上司と意見が合わなかったって聞いたけど。
B: はい、その通りです。会社との関係を完全に断ってしまったかもしれません。

「burn bridges」に似た表現

Close doors: 「可能性を閉ざす」「後戻りできない状態にする」といった意味。

Cut ties: 「関係を断つ」「連絡を絶つ」という意味。

この表現に関連する他のフレーズ

「burn bridges」と関連するフレーズには「sever ties(sever: 切断する)」や「break off relations」があります。これらも関係を完全に断つことを示す表現です。

「burn bridges」は、特にビジネスや人間関係においてはもちろん無い方がいいものですが、それとは別にこのような表現に出会ったときに理解できる能力は必要です。
また、この表現を否定・注意喚起な意味合いとして使うのであれば英語でのコミュニケーションの際も効果的に使えるかと思います。

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