丸暗記ではなく理解する英単語(英会話中上級・大学受験レベル):atom

発音

atom

意味(日本語)

“atom(名詞)”の日本語訳は、「原子」です。物質の基本単位であり、すべての物質を構成する最小の単位として知られています。また、比喩的に「非常に小さいもの」「微量」などの意味で使われることもあります。

意味(英語)

“Atom” is defined as the smallest unit of a chemical element, consisting of a nucleus surrounded by electrons, that retains the properties of the element. It can also refer metaphorically to a very small amount of something.

語根

“atom”の語源は、ギリシャ語の「atomos(切ることができないもの)」に由来します。「a-(否定)」と「-tomos(切る)」が組み合わさった言葉です。科学的には19世紀に広まった用語ですが、もともとは哲学的な概念として使われていました。

よく使われる状況・場面

“atom”は、科学や化学の分野で「物質の最小単位」として頻繁に使われます。また、日常会話では「微量」や「極小のもの」を指す比喩的な表現として使用される場合もあります。


派生語

– atomic(形容詞):原子の、原子的な
– atomize(動詞):微粒化する、分裂させる
– subatomic(形容詞):原子以下の、素粒子の

よくある使い方

“atom”は「an atom of something(微量の~)」という形で比喩的に使われることがあります。また、科学分野では「atomic structure(原子構造)」や「split the atom(原子を分裂させる)」などのフレーズで使用されることが一般的です。


例文

An atom is the smallest unit of matter that retains the properties of an element.
原子は、元素の性質を保持する物質の最小単位です。

There isn’t an atom of truth in his story.
彼の話には真実が微塵もありません。

Scientists discovered how to split an atom and release energy.
科学者たちは原子を分裂させてエネルギーを放出する方法を発見しました。

atomは、科学分野では物質を構成する基本単位として、日常会話では「微量」や「極小のもの」を表す比喩的な意味で使われる単語です。語源や派生語とともに理解することで、原子やその周辺の科学概念を学ぶ際にも役立つでしょう。英語だけでなく、理系知識にもつながる便利な語彙です。

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