海外に転勤した家族の例
● 転勤により家族で数年間の海外生活
● 子どもは1年後ネイティブのような
英語力に
● 親はそこまでの状態にはならないまま
生活
これは非常によくある例です。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
それは
臨界期
というものが大きく関係しています。
臨界期とは
ピアノ・卓球・空手・英語など
何でも感覚的に
習得できてしまう
限界の期間
のことをいい、
外国語は大体「中学生ぐらいまで」
といわれています。
とすると、先ほどの「海外転勤の家族の例」も
理解できます。
また、他にこのようなこともよく聞きます。
大人になってから英会話を始めてももう遅い!
小さい頃に始めておかないと
自然な英語は身につかない!
確かに早くからはじめて損はないとは思いますが、
そのようなことを言われると「大人から英語を身につけたい人」は夢も希望も無くなってしまいます。
多くの場合、
仕事・試験・留学など
大人になってから
英語の必要性を感じ
英語を始める人が多い
というのが現実。それなのに
「子どもの頃からやっておかないと・・・」のように
「取り戻せない過去」について言われても
何も変わりません
大切なのは
大人になってからでも
自然な英語が身につく方法により
今から、いつから始めても
確実に英会話力を身につける
ということです。そこで提案したいのが、
臨界期後の人は
臨界期後の人に合った方法で
英会話力を身につける
ということです。
臨界期後の人にとっての英会話力習得方法
では、「臨界期後の人に合った方法」とは
どういうものでしょうか。それは
「何でそうなるのか」をしっかり理解する
という方法です。
例えば、英語を勉強しているときに
これってどういう意味?
この文法は何でそうなるの?
と
中身・メカニズム・本質が知りたい
と思ったことはないでしょうか。比較すると
臨界期前の子どもは
⬇︎
感覚的
見様見真似
⬇︎
「量」の多さ
による習得
臨界期後の大人は
⬇︎
本質的
慎重派
⬇︎
「質」の深さ
による習得
ということになりますが、そうすると
臨界期前
の子どもは
英会話の習得に
向いている
印象
臨界期後
の大人は
英会話の習得は
難しい
印象
になります。
しかし、これは「どちらがいい悪い」
ではありません
ですから、
臨界期後の大人は
臨界期後の特性を活かした方法
により英会話力はスムーズに身につきます。
このように考えると、
聴いているうちにいつの間にか
英語が話せるようになった!
英会話ができるようになるには
「英語のシャワー」を浴びる!
これらはすべて臨界期前。
臨界期後の人にとっては
「ただ英語が頭を素通りしていくだけ」です。
また、
話せる・聴けるようになるまで
ただひたすら話す・聴く
これも臨界期前。
「何でそうなるのか」がわからないまま「量」を増やして叩き込んでも
「習得」どころか「苦痛・挫折の原因」にもなりかねません。
「子どもにとって自然な方法」は
「大人にとっては不自然」
⬇︎
「大人」には
「大人にとって自然な方法」
が必要
⬇︎
発音・文法・単語
スピーキング・リスニング・
リーディング
英語のすべてにある
「何でそうなるのか」
をしっかり理解する
⬇︎
それにより
大人から始めても
短期間で自然な英会話力
は身につきます
*「実際に使える英語力習得のための方法」
についてはFSD4x4メソッドをご覧ください。
まとめ
● 「臨界期」の前後により英会話力の
習得方法は大きく異なる
● 「臨界期後」の人は「臨界期後の人に
合った方法」で英会話力を習得した方が
スムーズに身につく
● 「発音・スピーキング」など英語の
全てにある「何でそうなるのか」を
しっかり理解する