英語で「こと」について話すとき、いつも “thing” ばかり使っていませんか?
日本語の「こと」は、「物事」「出来事」「事柄」など様々な意味を持つ便利な言葉ですが、英語ではそれぞれの文脈に応じて異なる単語を使い分けます。ネイティブスピーカーは、話している内容や状況によって、自然に最適な表現を選んでいるのです。
今回は、日常会話で頻繁に使われる「こと」に関する様々な英語表現を、基本からスラングまで幅広くご紹介します。これらをマスターすれば、あなたの英語表現の幅がぐっと広がりますよ!
📝 基本の表現
まずは、どんな場面でも使える基本的な表現から見ていきましょう。
Thing
意味:こと、もの、事柄
最も一般的で汎用性の高い表現。物事全般を指すことができます。
“That’s a good thing to know.”
(それは知っておくべきことだ。)
Matter
意味:事柄、問題、事項
やや改まった表現で、議論や対処が必要な事柄を指します。
“This is a serious matter.”
(これは重大な事柄です。)
Issue
意味:問題、論点、課題
解決や議論が必要な事柄、特に問題点を指す表現です。
“We need to discuss this issue.”
(この問題について議論する必要があります。)
Situation
意味:状況、事態
ある時点での事情や状態全体を指します。
“I understand the situation.”
(状況は理解しています。)
🌟 さまざまな表現
文脈やニュアンスに応じて使い分けられる、様々な「こと」の表現を見ていきましょう。
出来事・事件を表すとき
Event
意味:出来事、イベント
特定の時に起こった出来事や催しを指します。
“That was an unforgettable event.”
(それは忘れられない出来事だった。)
Incident
意味:出来事、事件
通常、好ましくない出来事や小さな事件を指します。
“There was a minor incident at the office.”
(オフィスで小さな事件があった。)
Occurrence
意味:出来事、発生
やや改まった表現で、何かが起こることを指します。
“This is a rare occurrence.”
(これは珍しい出来事です。)
話題・内容を表すとき
Topic
意味:話題、テーマ
会話や議論の主題となる事柄を指します。
“Let’s change the topic.”
(話題を変えよう。)
Subject
意味:主題、対象、事柄
議論や研究の対象となる事柄を指すフォーマルな表現です。
“I don’t want to talk about that subject.”
(その件については話したくない。)
具体的な事柄を表すとき
Fact
意味:事実、真実
実際に起こった、または真実である事柄を指します。
“That’s an interesting fact.”
(それは興味深い事実だ。)
Case
意味:場合、事例、状況
特定の状況や実例を指します。
“In that case, we should wait.”
(その場合は、待つべきだ。)
Circumstance
意味:状況、事情
ある事態を取り巻く条件や環境を指すやや改まった表現です。
“Under the circumstances, that was the best decision.”
(その状況下では、それが最善の決断だった。)
💬 一般的に使われているスラング
老若男女が普通に使っている、使用しても問題ないカジュアルな表現です。日常会話では、これらの表現が頻繁に登場します。
Stuff
意味:こと、もの、事柄
“thing” よりもカジュアルな表現。複数の事柄をまとめて指すことが多いです。
“I have a lot of stuff to do today.”
(今日はやることがたくさんある。)
Deal
意味:こと、事柄、取引
状況や事情全体を指すカジュアルな表現。”What’s the deal?” で「どういうこと?」という意味になります。
“What’s the deal with the new policy?”
(新しい方針ってどういうこと?)
Story
意味:事情、話、いきさつ
ある出来事の経緯や背景を指すカジュアルな表現です。
“What’s the story behind this?”
(これってどういう事情なの?)
Business
意味:こと、事柄、問題
「それは私の知ったことじゃない」などの表現で使われます。
“That’s none of my business.”
(それは私には関係ないことだ。)
Scene
意味:状況、場面、分野
特定の雰囲気や環境を持つ事柄を指すスラングです。
“That’s not really my scene.”
(それはあまり私の好みじゃないな。)
Gig
意味:仕事、こと、イベント
元々は音楽の演奏を指していましたが、今では仕事や活動全般に使われます。
“How’s the new gig going?”
(新しい仕事はどう?)
Bit
意味:ちょっとしたこと、事柄
小さな事柄や一部分を指すカジュアルな表現です。
“That whole bit about the party was confusing.”
(パーティーに関するあの件は混乱した。)
💡 使用上の注意: これらのスラング表現は友人との会話では自然で親しみやすいですが、ビジネスの正式な場面やアカデミックな文章では避け、より正式な表現を使いましょう。
🎯 実践的なフレーズ
「こと」に関する表現を使った、日常会話でよく使われるフレーズをご紹介します。
何かを尋ねる時
- “What’s going on?” (どういうこと?何が起こっているの?)
- “What’s that all about?” (それってどういうこと?)
- “What’s the deal?” (どういう状況なの?)
- “What’s up with that?” (それってどうなってるの?)
重要性を伝える時
- “That’s the thing.” (それが重要な点なんだ。)
- “Here’s the thing…” (実はね…/ポイントはね…)
- “The thing is…” (実は…/問題は…)
- “That’s a big deal.” (それは重大なことだ。)
何かを説明する時
- “It’s a long story.” (話せば長くなる。)
- “That’s another story.” (それはまた別の話だ。)
- “Let me explain the situation.” (状況を説明させて。)
- “Here’s what happened.” (こういうことがあったんだ。)
よく使われる定型表現
- “Same thing.” (同じことだ。)
- “That’s a different matter.” (それは別問題だ。)
- “It’s no big deal.” (大したことじゃない。)
- “Things happen.” (こういうこともあるさ。)
- “That’s life.” (人生ってそういうものだ。)
✨ ネイティブっぽく話すコツ: 日本語の「こと」は便利な言葉ですが、英語では文脈に応じて様々な単語を使い分けることが重要です。”thing” や “stuff” はとても便利ですが、時には “matter”、”issue”、”situation” など、より具体的な単語を選ぶことで、よりプロフェッショナルで洗練された印象を与えることができますよ!
📚 まとめ
今回は「こと」に関する様々な英語表現をご紹介しました。
日本語では「こと」一語で済む場面も、英語では “thing”、”matter”、”issue”、”situation”、”event” など、状況に応じて使い分ける必要があります。
カジュアルな会話では “stuff”、”deal”、”story” などのスラングを使うことで親しみやすい雰囲気を作り、ビジネスシーンでは “matter”、”issue”、”circumstance” などを使うことで専門的な印象を与えることができます。
これらの表現を適切に使い分けられるようになれば、あなたの英語表現力は格段にアップします。ぜひ日常会話で積極的に使ってみてください!
「何をどうやっても英語が話せるようにならない」
その理由を知りたくはありませんか?
20歳の頃から日本だけで英会話力の習得を目指し
何をどうやっても英語が話せるようにならなかった日本人が考案した
「FSDオリジナルの法則」により
あなたの英語力が根本から変わります
