英単語の盲点|英会話にはまずは単語?

英会話 = 単語!

のように、英会話力を身につけようとすると、まずは「単語を覚えなければ!」と考える方が多いと思います。
また、「英会話が思うようにできないのは単語を知らないからだ!」と感じる方も多いと思います。

もちろん、「聴く」、つまり「インプット」の時は多いに越したことはありません。
ただ、「話す」、つまり「アウトプット」の時は、実はFSDでは

・単語はできるだけ少ない方がいい
・中2前半ぐらいまでの単語があれば十分
・もっと減らして自分がいつでもどんな時でも瞬時に出てくる単語に厳選する

ということをよくお話しています。

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その理由は以下の通りです。

・単語が多すぎると、話す時にどれを使っていいか迷ってしまいスピーキングがスムーズではなくなる
・英語は日本語に比べ「簡単・短く・シンプル」に話す言語であり、その方が最高のインテリジェンスになる
・実は日本語には「ソフト・ハード」など「英語をそのままカタカナとして使っている単語」が非常に多くある

私たちの言語は、英語であれ日本語であれ基本は「話し言葉」から始まっています。

「幼児が話し始める単語・フレーズ・センテンス」が基本です。

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それがだんだん長くなったり高度な単語や表現が加わったりして大人の口調になっていきます。
また、そこに「です・ます」や「尊敬語・謙譲語・丁寧語」なども加われば書き言葉にもなっていきます。

それが「英語 = 勉強」になると、いきなり「書き言葉」の完成されすぎた長く高度なセンテンスを訳したりさせられます。

つまり、「順序が逆」な訳です。

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だから、まずは「根幹の表現」が英語でスムーズに言えるようになる。
それには「単語はできるだけ削ぎ落とした方がいい」わけです。

また、そこから単語を拡張していくのであれば、それは非常に本来的な言語習得の流れになります。

つまり、大人から実際に使える英語力を身につけるには

単語を厳選して「自分の軸となる単語」を見出す

ということがもっとも効果的な方法です。

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しかし、そうすると「そこまで少ない単語ではさすがに話せない」と思うかもしれません。
そこで

ソフト・ハードなどの日本語化している単語を使う!

実はこれにより、かなりの英会話ができてしまうのです。

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また、これは「ノン・ネイティブの日本人にはこのような裏技的なことしかできない」というような妥協策によるものではありません。

むしろ、この方が先ほどもお話したように「最高のインテリジェンス」

英語は日本語に比べ「簡単・短く・シンプル」に話す言語
それは「ビジネス」においても同じ。

日本語では逆に、特にビジネスでは語彙や表現が難しくなります。
これをそのまま英訳すると、逆に

・何を言っているのかよくわからない英語
・英語にはあり得ないような長いセンテンス

になってしまいます。

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では、「インプットの時」はどうすればいいのか?
それについてはまたいずれお話をさせていただきます。

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