イギリスに行けば英語が話せるようになると思っていました

主人の仕事の都合でイギリスに住んでいます。

当初は、生活していればいつの間にか自然に英語が話せるようになるだろうと思っていました。

でも、実際に生活してみるとまったく違う。まず、相手の英語がまったく聴き取れないので、会話のスタートができない。
さらには、こちらが一生懸命カタコトで話しても全く通じず相手にもしてもらえない。買い物をしても店員さんとちょっとした会話を楽しむなんてことはまったくできず、外出してから帰るまで無言。

特に困ったのは「病院」でした。
体調がすぐれず通院をしていましたがこちらの状態がわかってもらえない。先生の言うこともわからない。
結局、病院に行っては薬をもらうだけの往復が続きました。

次第に、必要以外は外出せず家で過ごすようになり、英語どころか「誰かと何かを話すという機会」も減っていきました。

「このままではいけない!」と思い、現地の英会話スクールにも入りました。でも、そこでも愕然としてしまいました。
レッスンといってもただ現地の人が話しているだけ。「話せるようになるための方法」が知りたいのに、ただ英語で普通に会話をされてもこれでは何も変わりません。

「もっとシステマチックに、日本人の先生からちゃんとした方法を日本語で教えてもらいたい!」

知人の紹介でFSDのことを知り、オンラインで現在ある全てを先生に相談しました。

先生はとても親身になって聞いてくださり、さらには具体的な方法も教えてくれました。

「これなら私も英語が話せるようになるかもしれない!」と希望が湧き、即、受講を決めました。

まずは発音を根底から変えていきました。「発音の法則」がわかる度に「今までの自分の発音」と比べ、

「これじゃあ相手に伝わらないな」
「これじゃあ相手の英語も聴き取れなくて当然」
「イギリスに住めば自然に話せるようになるなんて甘かった」

と痛感。

かくして、イギリスから逆輸入のように「日本人の先生から日本語で懇切丁寧に仕組みが理解できるレッスン」は、私にとって「週に一度の大きなリズム・希望を持って人と話ができる時間」にもなりました。

しかしもちろん、それだけではありません。レッスン開始から約1ヶ月半で驚くことが!

“外出した時、街で話す現地の人の英語が聴き取れるのです!”

“週1回、ただ発音をしていただけなのに!”

改めて、「方法を理解し落とし込むことの大切さ」を感じました。

その後は「発音の法則」から「スピーキングの法則」にスライドしていきました。
「スピーキングもただ話すだけではなく方法がある」というのも嬉しくてたまりませんでした。

それからは、買い物をした時も店員さんとちょっとした会話をしたり、病院でもいろいろお話をすることもできるようになりました。

イギリスで、まさか現地の人からではなく日本人から日本語で英語を習って英語ができるようになるとは
イギリスに行く前は思っても見ませんでした。

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