日本語の「折る・折れる」は、
- 木の枝や紙などを物理的に「折る」
- 骨が「折れる」
- 心が「折れる」
など、多様な場面で使われますよね。
英語でも、物・体・心それぞれで動詞が変わります!
🪵 1. break – 折る/折れる(最も一般的)
- 固いもの・骨・枝などが「折れる/折る」。破損のニュアンスも強め。
👉 I broke the stick in two.
(その棒を2つに折った。)
👉 He broke his arm during the game.
(彼は試合中に腕を骨折した。)
📃 2. fold – 折りたたむ/折る(紙・布など)
- 紙や布をキレイに「折る」「折りたたむ」時に使います。
👉 She folded the letter neatly.
(彼女は手紙をきれいに折った。)
👉 Please fold the blanket and put it away.
(毛布をたたんで片づけてください。)
💔 3. snap – ポキッと折れる/折る(鋭い音)
- 急に・勢いよく・音を立てて折れるときに。感情的な爆発にも使います。
👉 The branch snapped under his weight.
(彼の重みで枝がポキッと折れた。)
👉 She snapped the pencil in anger.
(彼女は怒って鉛筆をポキッと折った。)
😮💨 4. get broken – 折れてしまう(受け身)
- 状況に焦点を当てた「〜が折れてしまった」の形。口語でよく使われます。
👉 My glasses got broken.
(メガネが壊れて/折れてしまった。)
👉 One of the chair’s legs got broken.
(椅子の脚の1本が折れてしまった。)
💥 5. fracture – 骨などを折る/骨折する(医療系)
- 医学的・ややフォーマルに「骨が折れる/折る」。X線や診断でよく登場。
👉 He fractured his wrist in a fall.
(彼は転んで手首を骨折した。)
👉 The doctor said I had a minor fracture.
(医者は「軽い骨折だ」と言った。)
🫥 6. crush – 強く押して折る/押しつぶす
- 「砕く」ニュアンスが強いが、紙や箱などが「折れて潰れる」ときにも。
👉 The box was crushed under the weight.
(箱が重みで潰れた/折れた。)
👉 He accidentally crushed the paper cup.
(彼はうっかり紙コップを潰した。)
🥀 7. break one’s spirit – 心が折れる(比喩)
- 精神的に「打ちのめされる」「やる気を失う」時の表現。
👉 The constant criticism broke her spirit.
(絶え間ない批判で、彼女の心は折れた。)
👉 Don’t let failure break your spirit.
(失敗で心を折られないで。)
✅ まとめ:「折る・折れる」の英語表現はモノ・心・音で変わる!
ニュアンス | 英語表現 | 例文例 |
---|---|---|
一般的に折る/折れる | break | He broke his arm. |
紙や布を折る | fold | She folded the letter. |
ポキッと音を立てて折れる | snap | The branch snapped. |
折れてしまう(受け身) | get broken | My glasses got broken. |
骨を折る/骨折する | fracture | He fractured his wrist. |
折り潰す/潰れる | crush | The box was crushed. |
心が折れる | break one’s spirit | The criticism broke her spirit. |
✨最後にひとこと
「折る・折れる」は物理的な破損から心の挫折まで幅広い表現があります。
「何が」「どうやって」「どんなふうに」折れたのかを意識すると、ぴったりの英語表現が選べます!
場面や感情に合わせて、正確で自然な表現を使ってみてください🪵💬