日本語の「焦る」や「慌てる」は、
- 時間がなくて焦る
- 想定外のことでパニックになる
- 心が落ち着かない
など、感情や状況に応じてニュアンスが変わります。
英語でもその気持ちや場面によって、使う表現が変わります!
⏰ 1. panic – パニックになる/取り乱す
- 急な出来事に驚いて慌てる、思考が停止するような時に使います。
👉 She panicked when she lost her passport.
(パスポートをなくして彼女はパニックになった。)
👉 Don’t panic! We still have time.
(慌てるな! まだ時間はあるよ。)
😣 2. get flustered – 頭が真っ白になる/慌てる
- 軽く動揺して、頭が回らなくなるような状態。会話中などにもよく使います。
👉 I get flustered when people watch me work.
(人に見られると、焦ってしまう。)
👉 He seemed a bit flustered during the interview.
(彼は面接中ちょっと慌ててる様子だった。)
🌀 3. freak out – パニクる/取り乱す(カジュアル)
- 驚き・怒り・恐怖などで感情が爆発する時の砕けた言い方。
👉 She totally freaked out when she saw the bill.
(彼女は請求書を見て完全にパニクった。)
👉 Don’t freak out, it’s just a mistake.
(慌てないで、それはただのミスだよ。)
🧍♂️ 4. lose it – 自制心を失う/混乱する
- 感情が抑えられず、泣いたり怒ったりして「キレる」「取り乱す」状態。
👉 I almost lost it when I missed my flight.
(飛行機に乗り遅れそうになって焦った。)
👉 He lost it after hearing the bad news.
(その悪い知らせを聞いて、彼は取り乱した。)
🏃♂️💨 5. rush – 急いでやる/焦って動く
- 物理的に時間がない/急いで動いている時の「焦る」。
👉 I rushed to finish the project before the deadline.
(締め切り前にそのプロジェクトを仕上げようと焦った。)
👉 Don’t rush—it’s better to be careful.
(焦らずに、慎重に行こう。)
💢 6. be anxious / be nervous – 不安・緊張で焦る
- 心の中で焦りを感じている/不安で落ち着かないニュアンス。
👉 I was anxious before the presentation.
(プレゼン前は不安で焦っていた。)
👉 She looked nervous before going on stage.
(彼女はステージに上がる前、緊張して焦っているように見えた。)
✅ まとめ:「焦る・慌てる」は心と行動で使い分け!
ニュアンス | 英語表現 | 例文例 |
---|---|---|
パニックになる | panic | She panicked when she lost her passport. |
軽く慌てる・頭が真っ白になる | get flustered | I get flustered when people watch me work. |
感情が爆発して慌てる(カジュアル) | freak out | She totally freaked out when she saw the bill. |
自制心を失う/取り乱す | lose it | I almost lost it when I missed my flight. |
急いで行動する | rush | Don’t rush—it’s better to be careful. |
不安・緊張で焦る | be anxious/nervous | I was anxious before the presentation. |
✨最後にひとこと
「焦る・慌てる」は感情のレベルや行動の違いによって英語表現が大きく変わります。
単なる「急ぎ」なのか、感情的に「取り乱している」のかを意識して、ぴったりの言葉を選んでみましょう!