丸暗記ではなく語根から理解する英単語:synonym

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語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分

例えば「unbelievable」は

un
〜ない

believ
信じる

able
できる

のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。

ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば

・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。

ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には

接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分

語根
単語の意味の
中核をなす部分

接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分

に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。

語根「-onym」の意味と起源

意味:name, word:名前・言葉

起源:ギリシャ語

語根「-onym」の原型

「-onym」という語根は、「名前」や「語」を意味します。この語根は、言葉や名前の関係を示す際によく使用されます。ギリシャ語の「onoma」(名前)に由来し、様々な形で派生しています。この語根は、異なる言葉がどのように関連し、またその意味がどう変わるかを示す重要な役割を果たします。

語根「-onym」から構成される英単語・例文

synonym

意味:同義語
解説: この単語は、異なる言葉が同じ意味を持つことを表します。たとえば、「大きい」と「巨大」は同義語です。言語学的には、語彙の多様性を示し、表現の幅を広げる役割があります。
例文: Using synonyms in writing can enhance the richness of language.
和訳:文章で同義語を使うことは、言語の豊かさを高めることができます。

antonym

意味:反意語
解説: 反意語は、意味が正反対の言葉を指します。「高い」と「低い」や「明るい」と「暗い」がその例です。反意語の存在は、対比を強調し、より明確なコミュニケーションを可能にします。
例文: Antonyms are crucial in defining the boundaries of meaning.
和訳:反意語は、意味の境界を定義する上で重要です。

homonym

意味:同音異義語
解説: 同音異義語は、発音が同じだが意味が異なる言葉です。たとえば、「バンク」(銀行)と「バンク」(岸)などが挙げられます。このような語は、言語の遊び心や、文脈による意味の変化を楽しむ要素を提供します。
例文: Homonyms can create amusing misunderstandings in conversation.
和訳:同音異義語は、会話の中で面白い誤解を生むことがあります。

pseudonym

意味:ペンネーム
解説: ペンネームは、著者が本名ではなく使用する名前です。作家やアーティストが自分の作品を匿名で発表する際によく見られます。これにより、作品が名前に縛られずに評価されることが可能になります。
例文: Many authors choose to write under a pseudonym to separate their personal lives from their literary work.
和訳:多くの著者は、私生活と文学作品を分けるためにペンネームで執筆することを選びます。

onymity

意味:匿名性
解説: この単語は、身元を明かさないことを指します。特にインターネットの普及により、匿名性が重要視されるようになりました。匿名性を保持することは、個人のプライバシーを守る手段の一つです。
例文: Anonymity on the internet allows people to express their opinions freely.
和訳:インターネット上の匿名性は、人々が自由に意見を表現することを可能にします。

「-onym」という語根は、名前や語の関係を探る上での重要なキーとなります。同義語や反意語、同音異義語、ペンネーム、匿名性といった様々な単語を通じて、この語根の多様性と深さを理解することができます。

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