丸暗記ではなく語根から理解する英単語:dialogue

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語根:英単語の意味を構成する最小単位の部分

例えば「unbelievable」は

un
〜ない

believ
信じる

able
できる

のように「それぞれの部分にある意味」が組みわさって「信じられない」という英単語になっています。
実は、英単語はこのように「部分の組み合わせ」でできているものが非常に多くあります。

ということは、「部分」から組み合わせて自分で考えられるようになれば

・単語を「丸暗記」する負担が大幅に減り、
・初めて見る単語でも大体の意味が浮かんでくるようになり、
・ネイティブのように単語の「ニュアンス」が感じられるようになっていきます。

ちなみに、この「意味を構成する最小単位の部分」は「語根」と呼ばれます。
語根は、正確には

接頭辞
語根の前に付き
意味を添える部分

語根
単語の意味の
中核をなす部分

接尾辞
語根の後に付き
意味を添える部分

に分かれますが、このページでは便宜的にこれら全てを「語根」として扱います。

語根「logu-」の意味と起源

意味:dialogue: 話すこと・言葉にすること

起源:ギリシャ語

語根「logu-」の原型

「logu-」は、ギリシャ語の「logos」(言葉、理論)に由来しています。この語根は、言葉や議論、知識に関連する意味を持ち、特に思考やコミュニケーションに関わる文脈で使用されます。これにより、「logu-」が含まれる英単語は、言葉や理論に関連した内容を表現することが多くなっています。

語根「logu-」から構成される英単語・例文

dialogue

意味:対話
解説: dialogueは、二人以上の人々が行う言葉のやり取りを指します。この語は、コミュニケーションや意見の交換を重視し、互いに理解し合うことを目的としています。
例文: In our dialogue, we explored different perspectives on the issue.
和訳:「私たちの対話では、その問題に関する異なる視点を探求しました。」

monologue

意味:独白
解説: monologueは、一人の人物が話す言葉を指し、特に演劇や文学において重要な役割を果たします。この語は、自己表現や内面的な思考を外に出すために用いられます。
例文: Her monologue revealed her deepest fears and desires.
和訳:「彼女の独白は、彼女の最も深い恐れと欲望を明らかにした。」

logistics

意味:ロジスティクス
解説: logisticsは、物資やサービスの効果的な運搬や管理を指します。この用語は、特にビジネスや軍事において、計画や実行に関する言葉として広く使われています。
例文: The logistics of the event required careful planning and coordination.
和訳:「イベントのロジスティクスは、慎重な計画と調整を必要とした。」

ideology

意味:イデオロギー
解説: ideologyは、特定の社会や文化における考え方や信念の体系を指します。この語は、個人や集団の行動や価値観に大きな影響を与えるため、政治や社会学の文脈で重要です。
例文: Her ideology was rooted in equality and justice for all.
和訳:「彼女のイデオロギーは、すべての人に対する平等と正義に根ざしていた。」

apology

意味:謝罪
解説: apologyは、過ちを認めて謝罪する行為を指します。この語は、自己反省や他者への配慮を示すために重要な役割を果たします。
例文: His heartfelt apology showed genuine remorse for his actions.
和訳:

語根「logu-」は、言葉や思考、コミュニケーションに関連する多くの英単語に使用されています。これらの単語は、対話や独白、理念の表現、そして計画や謝罪など、さまざまな文脈で重要な役割を果たします。

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