日本では知られていないアメリカでは普通の表現:every man for himself

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「every man for himself」の意味・使い方

「every man for himself」は

各自が自分自身のことだけを考える・協力や助け合いがない状態

という意味です。特に、困難な状況で個々が自分の利益を優先し、他人のことを考えない様子を指します

なぜ「every man for himself」という意味になるのか?その理由や語源

この表現は、戦争や危機的な状況で各自が自分の生存を最優先し、他人を助ける余裕がない状況から来ています。比喩的に、困難な状況で協力が欠如している状態を示します

英語のまま理解する「every man for himself」の意味

この表現の理解をさらに深めるには英語での理解も大切です

Everyone is responsible for their own well-being,
especially when there is a lack of cooperation or assistance from others.
It often implies a situation where people are primarily concerned with their own interests.

例文で見る「every man for himself」の使い方

モノローグ:  
In the disaster, it was every man for himself as people struggled to find safety.
災害時には、安全を求めるために各自が自分のことだけを考える状況だった

会話:
A: I thought we were going to work together on this project.
B: It looks like it’s every man for himself. Everyone is only focusing on their own tasks.
A: このプロジェクトで協力し合うつもりだと思っていたのですが
B: どうやら、各自が自分のことだけを考えている状態みたいです

「every man for himself」に似た表現

selfish: 利己的な・自己中心的な

survival of the fittest: 強い者が生き残る・競争が激しい

この表現に関連する他のフレーズ

「every man for himself」と関連するフレーズには「look out for number one」や「everybody’s out for themselves」がありますこれらも、協力や助け合いがない状況を示す表現です

「every man for himself」は、特に厳しい状況における人間関係の表れですが、同時にその意味を理解することで、英語でのコミュニケーションの幅を広げることができます

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